「推し」という言葉はここ数年で定着しましたね。
主に好きなアイドルなどの芸能人に使われることが多いのですが、女性に推しと言われたという男性もいるようです。
「推し」って言われたけど、それって「好き」って意味?と感じることもあるでしょう。
プラスに捉えやすい言葉ですが、どういった意味なのか、どう捉えていいのか分からないこともありますよね?
今回は推しと好きの違いや女性が推しという心理状況について解説します。
女性に「推し」と言われたけど「好き」とどう違うの?
女性に推しと言われたけど、好きという意味と何か違いがあるのか気になっている男性もいるでしょう。
そもそも「推し」とはどんな意味でしょうか?
推しの意味を調べると、このような意味が記載されています。
推し(おし)とは、主にアイドルや俳優について用いられる日本語の俗語であり、人に薦めたいと思うほどに好感を持っている人物のことをいう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1980年代のアイドルブームによって「推しメン」という言葉が、ネット上で使われるようになり、その後「推し」や「推し活」という言葉に変化していったようです。
実在するアイドルに対して使う方もいれば、アニメのキャラクターなどに推しという方もいるようで、ここ最近一般人に対しても使うようになっているそうです。
では、「好き」の意味はこのように記載されています。
・心がひかれること。気に入ること。また、そのさま。
・ あること、また、あるものが好きであることを表す。また、そのような人をもいう。
出典: 小学館デジタル大辞泉
どちらも特定の人に対して好意があるということになりますが、少しニュアンスが違うところもあります。
推し
・眺めているだけで幸せな気分になる
・崇拝や憧れの存在
・恋愛対象として感じていない
好き
・一緒にいたいと思う
・付き合いたいと思う
・嫉妬心や干渉する気持ちが生まれる
2つを比べてみると、距離感があるようにも感じます。
推しは特定の人と近づけなくても良い、好きは近づきたいという気持ちがありますね。
どちらも好意はあるものの、微妙な違いがあるようですね!
しかし、一般男性はアイドルとは違い話そうと思えばいつでも話せますし、付き合うことだってできるかもしれないのに、なぜ推しで留めておくのか気になりますね!
女性が「推し」という心理は?
推しと好きの微妙な違いはわかりましたが、一般男性に対して女性が使う「推し」にはどんな心理状況から生まれているのでしょうか?
見た目だけがタイプ
あなたの見た目がタイプだから推しと言っている女性もいます。
アイドルなどに対しても見た目がカッコいい、可愛いというところからファンになる人がいるように、本人の内面まで知らないですよね。
もちろん、一目惚れという言葉もあるように見た目から好きになる女性もいますが、恋愛をするとなると内面を知ることで交際に繋がることが多いでしょう。
恋愛対象として現状見ていなくても、内面を知ることで好きになる可能性は少なからずあるかもしれません。
憧れの存在
手が届かない憧れの存在だからこそ、遠くからでも見ていたいというような人を推しという人もいるようです。
例えば、学生時の憧れの先輩であったり、自分にはない才能の持ち主に対しても同じように感じるのかもしれませんね。
その人に対しての憧れ感や崇拝間が強いことから今は「推し」に変化しているのかもしれませんね。
彼女がいることを知っている
推しとしている男性には彼女がいることを知っていてもそれでも見守りたいという感覚の方もいるのでしょう。
見た目がタイプ、憧れなどこれまで紹介した内容に加え、彼女がいて付き合えることがなくてもいいとおもっていることもあります。
そのため、恋愛対象として考えていない場合もあるようです。
彼氏がいるから
自分自身が彼氏がいて、その彼氏と別れるつもりはないけれど、彼氏にない魅力を感じていることもあるようです。
彼氏と一緒にテレビを見ていて、「この人かっこいい!」というような感覚ですね。
彼氏としては芸能人ならともかく、一般男性の場合あまりいい気がしないこともあるかもしれませんね。
照れ隠しのつもり
実は恋愛対象として感じているけれど、周りにその好意を感じさせない為に「推し」と言ってごまかしていたり、照れ隠しのつもりなのかもしれません。
周囲にその人のことを「好き」と言ってしまうと変に噂話が広がったり、相手にも伝わらないようにあえて「推し」とフレーズを変えて気持ちをやんわりアピールしているのかもしれないです。
【注意】社交辞令の場合もあり!
実は、女性はその場の空気を取り繕うために社交辞令で「推し」と言って相手を立てることもあるのです。
本音は苦手だったとしても、うまく場を和ませることや自分の評価を下げないようにしていることも…。
少しあざといですが、こんな心理も働いているということもあるのです。
割と女性は好きなタイプや芸能人がコロコロ変わることもあるので、好きという感情なのか少しわかりづらい点もありますが、どちらにしても好意があることには間違いなさそうですね。
ただ、男性としてはちょっと勘違いしてしまうようなこともありそうですよね。
恋愛に発展させることはできる?
理由は何にせよ、推しと言われて男性は気分が悪くはならないでしょう。
推しと言われたことをきっかけに意識してしまう男性や元々相手に好意があって両思いなのか?と感じる男性もいるでしょう。
その後、さらに仲良くなったり、交際に発展させるようなこともできるのでしょうか?
もし、今後少し関係性に変化を加えたいと思っているのであればこのようなこともしてみてはいかがでしょうか?
話す機会を増やす
推しと言われてもあまり話す機会がないのであれば、積極的に話してみるといいでしょう。
話すことで女性のことも理解できますし、相手の心理状況も読み取ることができるかもしれません。
そこで好意があるのか、単純に憧れや社交辞令なのかなど線引きが分かれるかもしれませんね。
好意を感じたのであればさらにデートに誘ってみたり、少し踏み込んでみるのもいいでしょう。
自分の意外な一面も見せる
推しと言っても外見だけに対してなのであれば、内面の部分も見てもらうのもいいでしょう。
推しと言いつつ女性の中でイメージ像があるかもしれません。
実は料理が得意、いたずら好き、弱い一面があるなど普段の姿や内面の部分を知ってもらうことで更に興味を持ってくれるかもしれません。
また、自ら内面の話を打ち明けることで、女性も話しやすくなることがあり、思っていることなどを知ることにもなるでしょう。
好きな気持ちがあれば素直に伝える
もし相手に好きな気持ちがあり、相手が言う推しの意味が社交辞令ではなさそうと感じたのであれば素直に気持ちを伝えてみるのもいいでしょう。
基本的に女性はプラスの意味合いを持って推しという場合が多いので、男性から気持ちを伝えられたら嬉しいでしょうし、恥ずかしくて言えなかった好きが出てくるかもしれないですよ!
まずは、女性がどんな気持ちであなたに対して推しと言っているのか知ることからスタートするのもいいでしょう。
今よりも仲良くなって、お互いを知ることで更に魅力を感じるでしょう。
推しから好きに変わる日が来るといいですね!
まとめ
推しとはもはや、アイドルやキャラクターだけでの言葉ではなくなり、一般人に対しても使うようになるほど広がっています。
女性に推しと言われたら嬉しいものですよね!
実はどんな気持ちで言っているのか、恋愛に変化できるのかいろいろ想像が沸いてしまいますが、相手とどんどんなかよくなって推しの存在からいつか彼氏になれる日が来たら2人とも幸せですね!