友達の間でも、職場でも自分の意見をはっきり言う人っていますよね?
物事をはっきり言われることで、ハッと気付きを与えてくれることもあれば、グサッとショックを受けることもありますよね?
はっきり物事を言う人には、いくつか特徴があるようです。
またその中でも好かれる人と嫌われる人に分かれます。
この記事では、はっきり言う人の特徴について詳しく解説していきます。
はっきり言う人の10の特徴
「はっきり」言うということができる人には、良くも悪くも特徴がいくつかあります。
はっきり言う人の言葉や想いは受け取る側の感覚によっては、プラスになることもあれば、マイナスにもなります。
こんな人周りにいるなぁと該当する特徴があれば、これからの関係性や今後の言葉の受け取り方に変化があるのではないでしょうか?
嘘や言い訳を嫌う
正直者で素直だからこそ、嘘や言い訳を嫌うのではっきり言う人が多くいるでしょう。
例えばよくあるシーンでは、遅刻した時や仕事でミスをした時に嘘や言い訳をつく人もいるでしょう。
はっきり言う人にとっては基本的に見抜いていますし、嘘や言い訳される時間も嫌うため「遅刻は遅刻!」「それはあなたのミス」と簡潔に伝えます。
嘘や言い訳をせずに「寝坊しました」「自分のミスです」と伝えれば、お互い切り替えやすくなるのではないでしょうか?
時間を無駄にしない
嘘や言い訳を嫌う人に近いですが、ダラダラと話すことや、話がややこしくなったり脱線しがちになることを嫌う、「結論ファースト」の方も特徴として多いです。
特に仕事の場で多くありますが、過程よりも結果や数字を先に伝えることを好む人もいますよね?
ダラダラ続く会議をすることで集中力も低下するため、時間を無駄にしない為にはっきりと自分の意見を言います。
ストレート過ぎて驚く人もいるでしょうが、伝えられる言葉は簡潔で分かりやすく腑に落ちる人も多いのではないでしょうか?
正義感がある
正義感のあるタイプは、常識と非常識をはっきりと分けていることから仲のいい友達であってもダメなことに対してはっきりと「ダメだよ」と伝えます。
仲がいいからこそ勇気もいりますし、言いにくいこともありますが、はっきり物事を言ってくれることで信頼感はあるでしょう。
正義感があり芯も強いので、周囲の意見に流されることなく自分の意見を正直に伝えることもできます。
相談事をした時に、ただただ同調される人よりもよっぽどはっきり言ってくれたら自分の為になると思いませんか?
経験値が高い
はっきり言う人は自分自身の失敗や経験などをしっかり振り返り、活かし成長し続けている人も多いです。
また、柔軟性もあり人の意見も素直に聞き入れることができる、努力家で成長意欲の高い人とも言えるでしょう。
分析能力や冷静な判断能力を身につけた経験値の高い人は、より内容の濃い考えを持っています。
考えや視点が鋭いので、相談したり、話を聞くだけでも自分の成長に繋がるのではないでしょうか?
精神的に自立している
精神的に自立している人は、自分の感情のコントロールや視野が広い人が多いです。
経験値も高く効率的でもあるため、はっきり言うことができます。
逆に言われる側になったとしても、非を認めることもできますし、内容に納得できることであれば受け入れ、疑問を抱けば自分の意見も伝えます。
意見の食い違いなどが起こったとしても、いい着地点にたどり着けるタイプでしょう。
あっさりした性格
はっきり人に物事を言える人で、良いも悪いもあっさりとした性格の人もいます。
基本的にポジティブなタイプが多く、根に持ったり引きずったりすることもないので、数時間後・翌日など時間が経過すると忘れていることすらあります。
自分自身があっさりしているため、人に対しても気にせず言うことができるでしょう。
強靭な精神力
はっきり物事を伝えることで、その場の空気感が悪くなることも事実です。
はっきり言われても、言葉のチョイスやその後のフォローなどがあれば多少落ち込んでも切り替えることもできます。
注意することや指導する中で厳しいことを言うのは誰もが避けたいことですが、強靭な精神力を持っている人は空気感が悪くなろうが孤立しようが気にせずはっきり言います。
「嫌われる勇気」を持つ強い人なのでしょう。
一見怖いと感じていても、実は中身は熱い人かもしれません。
状況を把握できていない
少し視野が狭いもしくは状況を全て把握できておらず、その場のことだけにフォーカスして言うこともあります。
前後の流れを考えず、見たものだけに対しての発言をすることがあるため「実際にはそうじゃないんだけどな…」と思う人もいるでしょう。
空気を察知できない突進型になるので、爆弾発言もしばしばあります。
相手の気持ちをあまり考えていない
自分の意見を言うのは当然!とまではいかなくても、はっきり言うことを変に肯定化している人もいます。
相手の気持ちを考えず、否定的発言をしたり傷つけるような言葉がストレートに口から出てくることもあります。
例え、本人は相手の気持ちを考えているとしても、それほどキツイことは言っていないと思っているのかもしれません。
主観的で少しズレた正義感を持っているでしょう。(本人は恐らく気付いていません)
固定概念が強い
「~しなければいけない」「~で当然」というように、主観的で固定概念が強い人もいます。
人の意見よりも自分の意見が正しいと思っている人は、はっきり言いますし否定的な発言もします。
傲慢さもあり、攻撃的な人もいます。
冷静に聞いていても、「ん?そうかな」と感じる発言もあります。
筆者の個人的意見を含みますが、上から目線やマウント取りするような人は実は中身は弱かったりするのに強く見せようとしているような捉え方をすることもあります。
育ってきた環境がそうさせたのか、過去のトラウマなのかわかりませんがそういった精神的に弱い部分を持っているような人もいる感じがします。
「はっきり」と言っても、言い方や内容によって捉え方が大きく変わりそうですよね?
はっきり言わなくても、自分が日頃から人に対してどんな伝え方をしているか少し客観視してみるのもいいでしょう。
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はっきり言う人の好かれるタイプと嫌われるタイプの違い
はっきり言う人の特徴を総合的に見て、好かれるタイプと嫌われるタイプに大きな違いに気づきましたのでそれぞれご紹介したいと思います。
好かれるタイプ
はっきり言っても好かれるタイプには「嘘のない本音」と「愛情」を感じます。
例え厳しい意見だったとしても、嘘偽りがなくストレートに伝えてくれる人です。
はっきり言う側にもストレスは加わります。
それでも人に言うということは、愛情もなければ言うことすらしないかもしれません。
相手のことも考えつつ、はっきり言ってくれる人は信頼も厚い印象はないですか?
もちろん常に厳しいだけでなく、ON/OFFの切り替えもしっかりあるので空気感も上手くコントロールする気遣いもできる人ではないでしょうか?
嫌われるタイプ
嫌われるタイプは、「主観的で主張」をする人ではないでしょうか?
相手の気持ちや状況を考えておらず、自己主張が強いので空気も人間関係も崩しやすいでしょう。
感情的で傲慢な方は特に嫌われます。
例え後で「言い過ぎた…」と感じても、何度も同じようなことが起きれば空気感や関係性の修復は難しくなります。
言われた側が不安や恐怖心を持ってしまえば、はっきり言う人であっても相談や頼りにすることも減るでしょう。
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まとめ
はっきり言う人の特徴は様々ですが、言う人も言われる人も同じ人間でどちらにも感情はあります。
視野が広く客観視しながら本音で伝えれば、ポジティブに捉えて今後に生かされます。
逆に主観的に主張すれば、ネガティブに捉えられるだけでなくただの攻撃としか感じられなくなります。
はっきり言うことができるのは、何も言えず気持ちや意見を押し殺す人よりも良い才能でもあり勇敢だと思います。
伝え方ひとつで人間関係が円滑になる、仕事の質や効率が上がるのであればどちらを選択しますか?
また、言われた側も言ってくれたことに感謝や謝罪の気持ちを本音で伝えるとお互いより良い気分と関係性になると思いませんか?