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父親モラハラ度チェック!影響するものから対処法まで徹底解説!

人間関係において様々なハラスメントがありますが、父親に対して厳しい・怖いという感情を持っていませんか?

その気持ちの背景には父親によるモラハラが原因ではないでしょうか?

今回、父親のモラハラ度チェックを用意しましたので、是非一度試してみて下さい。

チェック結果やモラハラによってどんな影響が及ぶのか、父親に対してどんな対処法をするべきなのかお悩みを抱えている方へ少しでも力になれればと思います。

また、経験談も紹介していますのでご自身の経験と照らし合わせてみて下さい。

目次

父親のモラハラ度チェック

では、さっそく父親のモラハラ度チェックをしてみましょう。

21個の項目に対して、父親が該当することがあればその項目の数をカウントし、下部にある結果を見てモラハラ度がどのくらいあるのか見て下さい。

1.「当たり前」「常識」など自分の意見を強く主張する
2.こちらの意見や考えには常に否定的・バカにしている
3.機嫌の浮き沈みが激しい
4.父親が間違っていても謝ることはない
5.父親が家にいると緊張感が走る
6.褒められることがほとんどない
7.母親に対してキツイ言い方・責任感の押し付け感がある
8.男尊女卑である
9.外面がよい・世間体を気にする
10.職場の人へも厳しい意見をする
11.過干渉でプライバシーを尊重されていない
12.自分の思い通りにするために家族を巻き込む
13.過去の成功など自慢話が多い
14.人の成功話は評価しない
15.友達や恋人に対して文句・交流の制限をする
16.過去に対しての執着心が強い
17.お金の使い方に厳しい・節約家
18.進路や就職に対して決定権が父親にある
19.意見がコロコロ変わる
20.他人や兄弟姉妹と比較される
21.言葉の暴力・物に当たる・暴力を振るわれるどれかに該当する

0~5個

チェック項目が0~5個だった場合は、父親のモラハラ度はほぼないと言っていいでしょう。

会話が日常的にあることや時に厳しいことを言われてもあなたのことを尊重した考えを持ってくれていることもあるのではないでしょうか?

関係性は良いかと思いますので、もし父親に対して直して欲しいことや自分の言いたいことを伝えればお互い歩み寄りさらにいい関係性を築けるはずです。

6~10個

6~10個だった場合は、少し厳しさもありますが比較的一般的な父親像であると言えるでしょう。

親が子供に対して何か言うことや厳しい態度を見せるのも、あなたが社会に出ても不自由することがないように考えながら行動をしてくれているのかもしれません。

何でもいいよと甘やかす親よりは多少厳しさを持ち合わせていなければ、大人になって困ることや悩んでしまうこともきっとあります。

ちょっとウザいなと思うことがあっても、愛情があるからこそなのです。

11~15個

チェック項目が11~15個だった場合、父親にモラハラ気質が見え隠れしているかもしれませんね。

強い口調や厳しい態度に不安や恐怖心を抱くことも時にあるでしょう。

ただまだ改善できることがあればきっといい方向になるようにできるかもしれません。

また、父親もストレスを抱えていたり、何か悩んでいることもあるかもしれません。

話せるタイミングを見て会話をしてみて、父親の思いを覗いてみることで誤解が解ける場合もあります。

ただ、モラハラさを持ち合わせていることもあるので、言葉のチョイスや父親の機嫌の変化をよく観察しておくといいかもしれませんね。

16~21個

16~21個と該当することがあれば、モラハラな父親に該当します。

恐らくこのチェックをしていて質問内容が明確に想像できるシーンが身に起きていたのではないでしょうか?

質問に答えながらも恐怖心を抱いたはずです。

父親のモラハラにあなただけでなく、家族も悩まされている可能性も非常に高いので後で解説する対策法も是非チェックして何か1つでもいい方法を導き出せればと願っています。

チェック内容が多いほど父親のモラハラ度は高まりますが、数が多いだけでなくチェック項目の内容によってはモラハラ度が高くなることもあります。
日頃の父親の発言や態度の節々にモラハラ気質であるか判断できることもあります。
また、あなたが不安・恐怖を感じているそのものがハラスメントなのです。
家族であっても人格に大きく影響してしまうことがあるため、取り返しのつかない問題にも繋がります。
次に紹介することもよくチェックし、自分自身や家族にどんな影響があるのかを知り、今後どう対処するべきかをじっくり考えてみて下さい。

モラハラ父親が影響させること

父親のモラハラによって、自分自身や家族または身の回りにいる人に対して影響することとは一体何でしょうか?

実際にモラハラ父親によって、本人や家族内で起こった出来事や自分と関わる人との関係性に影響が出てしまったという経験談も添えていますので、なるべくこうならないようにどうするべきなのかを導けるようになれば幸いです。

自己肯定感が下がる

父親のモラハラによって、自己肯定感が下がってしまうという方が非常に多いです。

常に否定されたり、厳しい言動に委縮して「自分が悪い」「ダメな人間だ」だなんてマイナスに自分を捉えてしまうのです。

そのため、ネガティブ思考になりやすく自信を失ってしまうのです。

「父親にいつも『なんでこんな簡単なこともできないんだ!』『お前の周りはできる人ばっかりなのに何をやってるんだ!恥ずかしい!』なんて自分のミスや成績の悪さに怒られることが多く、どんなに頑張っていても認めてくれず落ち込む毎日です。成功したとしても褒めてもくれずモチベーションが下がる一方です。友達の親はちゃんと褒めてくれるし、ご褒美があったりもするなんて聞くと羨ましく思います。なんでうちの父親はこんなにも違うんだろうと悲しくなります。」

「否定的な発言ばかりするのが日常で慣れてしまっていますが、時々ふとその言葉を思い出すと泣けてしまうことがあります。『ダラダラテレビばっか見て誰のおかげで生活できてるんだ!』『わざわざ受験までして私立に行かせてやってるのに金の無駄遣いだわ!』と存在否定された言葉には深く傷つき、家や学校で笑ったりすることができなくなっています。」

恐怖心を抱えて生活する

モラハラな父親の発言や行動は恐怖心を煽ることがあり、常に不安を抱えて生活する人が多いのも事実です。

常に父親に気を遣うことばかりで、家にいるのにリラックスできないという人も。

父親が家にいるというだけで居心地悪い、外にいても父親のことを気にして制限をかけながら行動するということもあるようです。

「父親が仕事から帰ってくるとそれまで母親や兄弟と普通に会話していてもピタッと止まり、緊張感が家中に漂います。疲れていたり、イライラしている様子を感じると自分の部屋に閉じこもって静かにしています。何か言われないかとビクビクしながら静かに過ごしています。」

「機嫌が悪いと急に怒り出したりするので、いつも父親の機嫌を損ねないように家の手伝いをしたり、身の回りの整理整頓は欠かさずにしています。何か努力している姿勢を見せて入れば怒られることが比較的減るので、父親の視線や機嫌に対してすごく敏感にならなければいけないので、家で落ち着くことができません。」

自分がしたいことができない・言えない

モラハラな父親に決定権があることや自分の意見を否定されたりすることで、自分のしたいことや思いを伝えられない・させてもらえないということもあります。

もし自分の希望を伝えたら怒りだすのではないかと父親に対して恐怖心があるから言い出しにくい、父親の強い制限によっていつも我慢しなければいけないことにフラストレーションを感じる方が多いようです。

「いつも何かと文句が多い父親に対して、『○○に行きたい』『○○食べたい』と些細なことでさえ何も言えなくなりました。家族で出掛ける時は最悪で、父親のやりたいことばかりなので楽しい思い出があまりありません。父親がいない時にこっそり出かけたりするしかないのですが、それすらもバレないかヒヤヒヤしています。」

「美容師になりたいという夢を持っていましたが、『大学に行って一般企業に就職しろ!』と自分の夢を完全否定されました。確かに大変な仕事で、自分に務まるのか、お客さんがつくまで生活できるお給料をもらえるのかと父親が言う気持ちも理解できました。ただ、それ以上自分の夢を伝えることをすると常に不機嫌になり、自分の気持ちに蓋をしました。しばらくの間ずっと泣き続けましたし、やりたいことをさせてくれない父親が大嫌いになって就職を機に家を出ました。」

自由に使えるお金が足りない

モラハラ気質な人は、極端に節約するか自分に対してならお金を使うのは気にならないけど人の為に使うのを嫌うという特徴を持つ人もいます。

そういったタイプの父親である場合、自由に使えるお金が足りずに不満を抱いたり、苦労することもあるようです。

「私の父親は家族にはケチなのに、自分の趣味に対してなら高価なものでもあっさり買ってきたりします。そんな行動にちょっと一言言うと『苦労して働いて稼いでるのは俺だ!文句言われる筋合いないだろ!』と言われて呆れます。好きなものくらいたまには買ってくれたっていいのにとムカつきます。」

「友達と出掛けたりすると私のお小遣いでは足りないことがあって我慢することが多くて恥ずかしくなります。バイトをしたいと言うと『勉強が疎かになるだろ!そもそも使い過ぎなんだ!』とバイトもさせてもくれません。社会勉強にもなるのに、認めてくれないし、よくケンカになることがあります。」

失敗やミスを恐れる

モラハラな父親は極度に失敗を責め立てることがあり、ちょっとしたことでも怒られたり否定されることに恐怖心を強く抱きます。

怒られる怖さや父親が不機嫌になり家中が重苦しい空気感に包まれることから恐れて、失敗しないようにと常に緊張感を持って努力しなければならないことに疲れてしまうなんてこともあるようです。

「兄が受験に失敗して、そのことでずっと兄を落ちこぼれ扱いされていました。そのことで兄は昔のような雰囲気とはかけ離れてしまい暗い性格になってしまいました。今度は自分が受験する番となり、プレッシャーが強くていつも胃が痛くて仕方がありません。自分も同じようになるのではないかと怖くてたまりません。」

「父は有名大学を出て、大手企業で働くいわゆるエリート。確かに凄いことですが、父にとってはまるで当然化のような態度でいつも上から目線な態度に嫌気がさします。知らないことや分からないことを聞くだけで『そんなことも分からないの?恥ずかしいから外でそんなこと話さないでね!』と小ばかにされます。父のように優秀でもないので父が恥ずかしい思いをしないような振る舞いをしたりしなければいけないことにプレッシャーを感じます。」

「ごめんなさい」「すみません」が口癖になる

父親に怒られたり、不機嫌な態度に対して常に自分が悪いと感じ謝ることばかりしているため、「ごめんなさい」「すみません」が口癖になってしまうこともあるようです。

父親のモラハラによる精神コントロールをされてしまうということもあるのでしょう。

父親だけでなく周りにいる人に対しても気を遣うことや自分が悪くなくてもつい謝ってしまう癖がついてしまい、自信を失ってしまうこともあるようです。

「高圧的な父親で口答えするとより酷くなるので、自分が悪くなくても謝った方が、事が収まりやすくなるので何でもすぐ謝るようにしています。謝ることに抵抗がなくなっている自分がいます。」

「父は母に対していつも家事や料理に対していろいろと文句を言って、母はいつも『ごめんね、ごめんね』と謝っています。母なりに努力しているのを知っているのになぜそんなに謝るんだろうといつも疑問でなりません。母に対して感謝することがない父に対して不満も溜まるし、離婚して自分の幸せを求めたっていいのにと思うことばかりです。」

不満が溜まる

父親のモラハラによって不満が溜まる人も多いでしょう。

強い態度を示す、謝らない、間違っていることを強引に正当化させるなど父親の行動全てに対して苛立ちを感じるのです。

反抗的な態度で立ち向かうこともあれば、父親と距離感を作り、身を守っているタイプもいるでしょう。

「父のモラハラにストレスが溜まり、我慢の限界が来ると大きなケンカが起きることがあります。どんなにこちらの意見を言ったとしても頑固で譲らない態度にどんどん関係性は悪化しています。ちょっとしたことですぐに口論になるので話すことすらもう嫌になっています。」

「外面が良くて友人には『いいお父さんだね!』なんて言われることがありますが、家での態度とのあまりの違いに腹が立ちます。他人にはいい評価をされたいんだと承認欲求の強さに呆れます。家でも外と同じような態度でいれば家族円満になるし、みんなが不満を抱えることもないのにといつも思います。」

キレやすくなる

父親に対して不満やストレスが溜まり、モラハラを受ける側もキレやすくなってしまうということもあるようです。

父親に対してだけでなく、そのストレスを父親に向けれない人は家族や友人など周りの人までも巻き込んでしまうこともあるようです。

モラハラによって本人そのものの性格すら変えてしまうなんて悪影響もあるのです。

「父親のモラハラにはうんざりしていて、いつもイライラしています。友達がふざけて小ばかにするような発言をされると許せなくなってついカッとなってしまいケンカすることもあります。それによって友人関係が悪化してしまうこともあります。自分は悪くないのになぜそんなことを言われなければいけないのかと自己嫌悪に陥ることもあり、精神状態が不安定になることもよくあります。」

「父はちょっとしたことですぐキレて物に当たったり、殴られたりすることもありました。我慢が積み重なり父と良く衝突することもあります。父といることでイライラが収まらなくなるので、一人暮らしを始めて離れて過ごすことで少しはマシになりました。そんな自分を心配してくれている母が電話をくれることもありますが、それすらもうざったく感じて母にも強い口調で言い放ってしまうこともあり、後で後悔することもあります。関係が悪化することで実家に帰ることもあまりなくなりました。」

人間関係の悪化

父親との関係性だけでなく、友達や家族との関係性にも影響が出ることもあるようです。

父親のモラハラによってストレスを感じたり、精神状況が不安定になり、周りにいる人に対しても接し方に変化が出てしまうのです。

相手は悪くなくても抱えきれない思いが溢れてしまい、相手が不快感を感じたり、心配をかけてしまったりとあるようです。

「父親にいつも怒られたりして落ち込むことが多く、心配してくれる友達に対して悩みを打ち明けるものの、友達のお父さんは理解ある優しい人だから『話せばわかってくれるよ!』なんて軽く言われますが、モラハラされたことがないから結局全然分かってもらえず、それ以降あまり悩みを打ち明けられなくなりました。友達に対して羨ましいと嫉妬してしまったり、自分は親ガチャ失敗だなんて比べてしまうことばかりです。」

「姉は成績が良く何も言われないのに対して、自分は色々と言われっぱなしで比べられるストレスに耐えれず姉にひどいことをいってしまったことがあります。姉は悪くないのに、いつも比較対象にされるので正直腹が立ちます。姉もそんな自分に対してムカつくこともあるようで、よく口論することがあります。」

「自分がモラハラされることはあまりないですが、いつも母親が父親から責められる姿を見て、可愛そうだと心が痛みます。いつも家族のことを思っていろいろやってくれるのに何もできない自分に不甲斐なさを感じます。いっそ離婚したらいいのにと感じることもあります。」

性格の変化

モラハラを受けることによって本人の性格に様々な変化が起こることもあります。

自分を否定的に思ったり、ストレスにより怒りっぽくなったり変化は様々です。

また、モラハラを受け続けていることで自分自身もいつの間にかモラハラ気質な性格に変わってしまうこともあるようです。

「いつも親にバカにされたり、怒られることばかりで前よりも笑わなくなったと思います。性格も暗くなり、慎重になり過ぎたり、言い訳をして逃げることばかりしてしまいます。家でもなるべく目立たないようにしたり、怒られないようにとばかり考えて過ごしています。否定ばかりされ過ぎて夢や目標もなく、周りがキラキラして見えて羨ましいと思うばかりです。」

「自分が間違っていても謝らないし、いつも横柄な態度にずっと我慢していましたが、我慢の限界が来てブチギレしました。いつも父親とは口論をするようになり、家に父がいるだけでいつもイライラするようになりました。学校を卒業したらさっさとこの家を出るつもりでいます。」

トラウマを抱える

父親の言葉や態度、暴力によって心に深い傷を負い、それがトラウマになってしまっている方も多くいるのも事実です。

そのトラウマはそう簡単には癒えず、性格や生活においても様々な障害となってしまうこともあるのです。

「父親に人格や存在までも否定されるような言葉を言われて、ひどく傷つきました。今でもその時のことを鮮明に覚えていて記憶から消し去ることができません。きっと他の人も同じように思っているんだろうなと思って、一人で過ごしていた方がマシです。人といる方が怖いし、目立つ行動をしないようにしています。」

「父親は暴力的な時もあり、何度も辛い思いをしました。男性に対して恐怖心が強く残り、どんなに優しい人でもいつか父のように怒ったり暴力するんじゃないかと不安で、恋愛がうまくすることができません。」

体調や精神に不調を引き起こす

モラハラによって、体調に変化が起こったり、精神的に不調を引き起こすこともあります。

常に緊張感があるストレスやトラウマなどが本人を苦しめることになるのです。

人によっては症状が重くなることもあり、深刻な問題になることもあるのです。

「父が家にいると常に緊張していて、頭痛や胃痛がよく起こります。テストが近づくとプレッシャーをかけられたりもして、不安で眠れなくなることもあります。テスト当日に途中でお腹が痛くなったりすることもありました。そのため普段できていたことですら結果が残せなくて、また怒られて悪循環になってしまうこともよくあります。」

「強いストレスを感じて、鬱とパニック障害が出てしまうようになってしまいました。カウンセリングを受けて、やはり父親のモラハラが原因で少しでも症状が落ち着くようにと離れて過ごしています。父親と離れることで症状は少しは軽くなってきたと思いますが、時々思い出してしまい急に泣き出してしまったり、食欲が出なくなったり不安定さはまだあるのが現状です。」

家族の破綻

家庭内で起こる問題だからこそ、家族間でのトラブルや関係性の破綻をきたすこともあります。

父親との関係だけでなく、夫婦間、兄弟姉妹との関係も大きな溝が生まれます。

ただ離れて過ごすだけでなく、一切関わらなくなったという人もいます。

それによって新たな生活を送れているというポジティブな意見もあり、破綻してしまったとしても全てが悪いわけではないようです。

「父親といるとどうにかなりそうで、何も言わず家を出て一人暮らしを始めました。もちろん鬼のように連絡をしてきますが完全に無視しています。家族がバラバラになってしまった現実は仕方がないと今は割り切るしかないと思っています。もちろんずっと逃れられるかは分からないし、離れていても恐怖心は残っています。いつか父が心から反省して、謝ってくるまでは絶縁状態を続けるしか方法がありません。」

「母親も父のモラハラに限界が来たようで、離婚しました。父親に原因があるにもかかわらず、離婚後の生活に関する金銭的援助はしないという姿勢で、本当に最低な人間なんだなと改めて思いました。母は必死に昼も夜も働いて生活を支えてくれていますし、私も少ない給料ですが生活の足しにしています。生活は正直苦しいことも多いですが、それでも父と離れたことで気持ちが凄く軽くなりました。」

父親のモラハラによって、こんなにも多くの影響が起こり、家族、周りの人との関わり方にも変化が生まれてしまうのです。
親子であるのに、モラハラを受けることによって子供は深く傷つき、紹介したこと以外にも複雑な問題があるでしょう。
こんなことになる前に、父親のモラハラをなくすことはできないのか?幼い時のようにごくごく普通に父と子の関係に戻れないのかと考えてしまいますよね…。

モラハラ父親との関わり方

父親のモラハラによって様々な影響があった方のエピソードを見ると、一体どうしたらいいのか、改善策はないのかと思い悩んでしまう方もいるでしょう。

モラハラ気質な人を変えることは正直難しいことが多いです。

相手を変えようとすることよりも、自分が過ごしやすい空間を自分で作り出す、視点を変えてみることによって少し楽になることもあるかもしれません。

もし1つでもできそうなことがあれば、焦らず試してみるといいかもしれません。

反論せず聞き流す

エピソードにもあったように、モラハラな父親に対して口答えしたり、自分の思いを伝えようとすればするほど相手の機嫌が悪くなったりケンカを引き起こす原因になりやすいです。

これまでも、父親による酷い言葉や態度に我慢し続けてきたのも理解できますが、反論せずに聞き流す余裕を持てると1番いいでしょう。

モラハラ気質な人は基本的に謝ることをしませんし、相手を打ち負かそうとさらに強い攻撃性を出します。

聞き流すなんて簡単なことではないのは承知ですが、相手はただ上に立ちたいだけで本当は弱い者いじめをしているようなものなのです。

強い言葉や態度に屈せずに、「人を馬鹿にしなければ自分を保てないんだ」「父親でも中身はまだ子供なんだな」と思えば、恐怖心をさほど感じることなく受け流す体制が作れることもあります。

家にいる時間を減らす

家庭内で起こる問題だからこそ居心地の悪い空間となってしまった家。

父親がいる時間帯や休みの日、少し気持ちが落ち着かない時など家にいる時間を減らして少しでも自分が落ち着ける時間を作るといいでしょう。

少しでも父親と関わる時間や家で過ごす時間を減らすことができれば、わずかだとしても気が紛れます。

友達と過ごす時間など自分が過ごしたい時間を作り出して少しでも楽しい時間を過ごしてください。

ただし、帰宅時間に厳しい父親の場合はそのルールは守っておくと身のためでしょう。

そのため、塾など習い事など正当な理由を作るのもいいかもしれません。

自分の信念はしっかり持っておく

モラハラにより自信を失うことや自分を否定的に感じてしまうこともあるでしょう。

先ほども説明したようにモラハラ気質な人は、相手を見下したり、自分の弱い部分を見せたくないからこそ強い言葉や態度を示します。

どんな言葉を言われたとしても、「自分はこうなりたいんだ」「自分はそんな人間ではない!」と信念をしっかりと持ち自分の気持ちを前向きにして精神的に強くなるように自分自身でマインドコントロールするといいでしょう。

ミスや結果ばかりに注目してそれまでの過程を見ようとしていない人の言葉に耳を傾けず、自分がしてきたことに誇りを持つことが大切です。

人生において失敗やミスがあるからこそ成功に繋がるんだとポジティブに捉えるようにすると、父親の言葉も自然と気にならなくなるかもしれません。

ストレスの緩和する方法を見つける

落ち込むこともあれば、苛立ちが募ることもあるでしょう。

その思いを周りにいる人にぶつけることで、人間関係が悪化する場合もあります。

もちろん、思い悩んでいることを打ち明けて相談に乗ってもらうことやちょっと愚痴を吐くことで気持ちが楽になることもあります。

人に頼らずにストレス緩和ができる方法を見つけることも大切です。

カラオケやバッティングセンターでスカッとするのも良いですし、ヨガやマッサージなどで精神統一やリラックスをすることもいいでしょう。

運動やサウナなどで汗をかくこともストレス発散としても有効と言われています。

旅行をして違う場所に訪れてみるのもいいでしょう。

自分が好きなことをしていれば、自分自身を癒すことができますし、溜め込んだストレスを発散することで少し気持ちをリセットすることもできるでしょう。

何か1つでも夢中になれることをしてみるといいですね!

母親や兄弟姉妹と相談する

家庭内のことでデリケートなことだからこそ母親や兄弟姉妹と話し合うこともいいでしょう。

父親のモラハラを受けているのは、あなただけではありません。

それぞれ思うこともあり、お互いの気持ちを吐き出すことや今後の生活について具体的に話すこともできるでしょう。

兄弟姉妹の誰かが家を出ることを考えているかもしれませんし、もしかしたら母親も限界を感じ、離婚を意識しているかもしれません。

家族会議をしてみることで、何か解決策を引き出すことができるかもしれませんので1度話し合ってみる時間を作るのもいいでしょう。

第三者機関に相談する

周りにいる人や家族にすら相談するのが怖い・できないと感じるのであれば、カウンセラーや弁護士など第三者に相談するのも良いでしょう。

専門的な意見を聞くことや自分が奥底で思っている本音を話すことで、今思っていること以外に新しいアイデアが出てくるかもしれません。

また、証拠としてモラハラされたことの記録があることも有効です。

精神的なサポートにもなり、あなたの大きな味方になってくれるに違いないでしょう。

家を出る

金銭的に余裕があれば、家を出て一人暮らしなどを始めてみるのも大きな変化があるでしょう。

親元を離れて自分で生活をすることで、苦労することもありますが、自立することができます。

モラハラ父親と共に生活をしなくて済むため、穏やかな時間を作り出すこともできます。

また、自分で生計を立てる大変さが分かることで、父親がしてきたことに感謝することも見えてくるでしょう。

精神的に大人になることで、父親と向き合いやすくなれることだってきっとあるはずです。

絶縁する

父親に対して許すことができない、一切関わりたくないとなれば家を出て完全に関係を断ち切ることも判断の1つにしてもいいでしょう。

冷静な判断が問われますので、最終手段として残しておくといいですね。

身の危険がある場合などは特に慎重になるべきですが、家から遠く離れることで疎遠になり会う機会が大幅に減ることによって安全性を確保できますし、父親も自分の間違いを悔やむ日がくるかもしれません。

家族は1番近い存在だからこそ、何でも言ってしまいお互いを傷つけあってしまうくらいなら1度離れる、それでも関係性が変わらないのであれば自分自身の幸せだけを考えてもいいのかもしれませんね。

モラハラな父親とどう関わっていけばいいのかは、自分自身の気持ちに正直になることが1番です。
これらの方法はあくまで一例ですし、それぞれ関係性やモラハラ度合いは違いがありますので、よく考えながら行動し始めてください。
行動1つで今よりも少し良くなる可能性だってあるかもしれません。
少しでもあなたがあなたらしくいられる時間が過ごせるようになってくれることを願っています。

まとめ

父親のモラハラ度チェックをした上で、少しでも父親の特徴や心理も掴めたでしょうか?

モラハラする人の多くは、偏ったプライドが邪魔していたり、弱い部分を見せられない本当は弱い人間であることもあります。

一歩引いて父親を観察していると、今感じていることとは違う何かが見えてくるかもしれません。

エピソードもたくさん紹介しましたが、多くの方がモラハラによって傷ついたり、苛立ちを感じている中、うまく解決法を導き出せた人も実際にいるため、あなたなりの方法で父親との関係をこれからどうしていきたいのか一度この記事によって考えられるきっかけになってくれたら嬉しいですし、あなたが幸せだと思える時間を過ごしてもらえることを1番願っています。

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