何かに向かって真剣に取り組んでいても、いつも足を引っ張る人やトラブルを招く人っていませんか?
あと少しでってところでまた振り出しに戻ったり、取り返しがつかないことになったり…。
単なる不注意の場合もありますが、実は故意的に足を引っ張る人もいるのです。
今回はそんな人達の特徴や心理、いつまでも人に迷惑を掛けることでどんな末路を迎えるのかを解説しています。
故意的な人は当然ながら、わざとでなくてもいつか最悪な末路を迎えることがないように日頃の発言や行動を振り返ってみてください。
また、足を引っ張る人に迷惑している方は最善の対策法も見つけてみて下さいね!
足を引っ張る人の特徴&心理
足を引っ張る人と言っても様々なタイプがいます。
特徴に加え、どんな心理を持って足を引っ張っているのかを覗いてみましょう。
足を引っ張られて困るのはあなた自身になるので、周りにこんな人がいるのであれば要注意ですよ!
ミスが多い
日頃からミスが多い人は故意的に足を引っ張っていることは比較的少ないのですが、確認不足や思い込みが激しいこともあり、結果的に足を引っ張ることに繋がりやすいです。
ミスが多い人は比較的目立ちやすいので、何度となく注意されてきているにも関わらず同じような間違いを繰り返したりします。
あまりにもミスが多すぎると「わざとやってるの?」なんて周りは疑うこともあるでしょう。
何度も注意されていても改善する努力をしていなかったり、また怒られないかとプレッシャーを過度に感じて変に焦って冷静さがない場合もあります。
また、1つのことにしか集中できないタイプなども多く、マルチタスクが苦手でいろいろ手を付けることで凡ミスをしてしまうなんてこともあるのです。
お節介
相手のことを思って何かと手をかけてくれるのはありがたいですが、あまりにもお節介の度が過ぎるとそれはそれで迷惑になることもあるでしょう。
お節介な人は「こうした方がいい」「今までの経験上絶対こっちがいい」など自分の意見を押し付けやすいこともあり、それが正しいことももちろんありますが、そうではないこともあります。
口出し手出しが多いことで、やりにくい状況にさせてしまい結果的に足を引っ張ってしまっているなんてこともよくある話ですよね。
いわゆるありがた迷惑ってところですね…。
愚痴っぽい・余計な一言が多い
愚痴や余計な一言が多く、物事の進行を阻害したり、水を差して悪化させることもあるでしょう。
友達同士の会話や異性がいる飲み会などで、自分には過剰評価するのに、悪口や余計な一言を言って悪いイメージを周りに植え付けたり、空気感をぶち壊す人もいます。
また、何か計画的なことに取り組んでいる時に、具体的な解決策を言わないのにただダラダラと愚痴や不満ばかりを並べているのも、結局面倒くさいからなのかもしれませんね。
愚痴や不満を漏らす人は基本的に全てのことを否定して、周りがどれほど努力していてもモチベーションを下げさせます。
空気感を悪くしていることに気付いているのか無意識なのかは人によりますが、こういった人が1人でも周りにいると物事が1つもはかどらないのです。
自己中な人
周りのことなんてお構いなしの自己中で協調性がない人も足を引っ張りがちです。
自分さえ良ければいいという世界観で生きているので、人が困ろうが知ったこっちゃないのでしょう。
自分の欲を満たすためならずる賢いことだってすることがあります。
友達同士や異性のいる食事・旅行の計画・新しいプロジェクトなど様々なことにおいてわがままな発言や態度で空気感を悪くしたり、進行を妨げます。
他にも、周りが盛り上がったり、いいアイデアが出されると自分の手柄かのように振る舞い奪い取ることもあります。
協調性がないからこそ勝手な行動を繰り返すので、チームワークを大きく乱すことにもなります。
嫉妬心が強い
相手の成功を素直に喜べず、嫉妬をむき出しにするような人は要注意です。
人の話題が中心になることや褒められることに対して嫉妬をするため、成功させないようにわざと足を引っ張るような行動をすることがあります。
日頃から人と比べるような発言が多い人や成功している人に対して愚痴や文句をこぼすような人はその傾向がかなり高いです。
自分がいい環境やポジションであれば満足するものの、周りの成功は許せないのです。
嫉妬心が強い人はどんな行動を起こすか予測不能ですので、日頃から発言や行動をよく観察する必要があるでしょう。
負けず嫌い
嫉妬心が強い人と少し近い部分がありますが、負けず嫌いな人も自分が勝ちたい・優位でいたいという気持ちが強くなんとしてでも勝ち抜きたいと感じて日々生活を送っています。
特に順位など数字で明確に表れるものに対しては執着心が強く、成功するまで粘り強く努力をし続けます。
「周りの成績が良くなりそう」「自分よりも相手が評価されそう」だと危機感を感じることで、相手の足を引っ張るような行動を仕掛けてくることもあります。
自分が勝つためならどんな手段もいとわないのです。
責任感がない
足を引っ張る人の中には、責任感がなく「なんとなく感」で過ごしている人もいます。
学校でのイベントや社内でのプロジェクトなど一致団結して取り組もうとしている人に対して、「適当にやればいい」「いざとなったら誰かがやってくれるでしょ」と無責任な考えを持ちながら取り組んでいます。
真剣さが欠けているため、ミスも多い・頼んだことをやっていないなんてことがあり、周りが焦って負担せざる負えなくなるのです。
そんな周りの状況を見ても「自分がやらなくて済んでラッキー」なんて思っていることもあるので、怒りが湧き出たり、呆れてしまう人もいるでしょう。
自信がない
自分に自信がなく、「人に頼りっぱなし」「慎重になり過ぎて時間がかかり過ぎる」なんて人もいるでしょう。
普段から自分発信で何かを取り組むよりも、どちらかというと陰で動くタイプの人は、どんなに周りが頼りにしていても「自分なんて…」と常に自分に否定的な考えを持っています。
自信がないからこそ人に頼ることで安心さが生まれたり、ちゃんとやらないと怒られそうとプレッシャーを強く感じることで無駄に時間をかけ過ぎて周りのペースを乱してしまうなんてこともあるのです。
そんな様子を見て一言言われればさらに落ち込むこともあり、周りもどう接していいか戸惑うこともあるのではないでしょうか?
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足を引っ張る人が迎える末路とは?
足を引っ張る人の特徴や心理を覗いてみて、あまりにも何度となく足を引っ張られた側は苛立ちや不信感など様々な感情が湧きたつでしょう。
みんなで積み上げてきたことが振出しに戻る、一生懸命努力してきたことが無駄になったなどとなればさすがに周りの目も変わりますよね?
わざとでない場合でも故意的に仕掛けていたとしても、最終的にこんな末路を迎える羽目になるのも時間の問題かもしれませんね。
頼りにされない
ミスの多さや無責任さを感じることが多ければ多いほど、頼りにされなくなるでしょう。
「またミスして期日に間に合わなかったら困る…」「適当なことばっかで結局こっちが負担になるくらいなら始めから任せない」と思われてしまうのも当然です。
何度となく繰り返されるミスなどに対して、成功させたいと意識を強く持っている人からしたら迷惑でしかないのです。
「頼りにならない人」というイメージが強くついてしまうことで、他にちゃんと責任もってやってくれる人と一緒にやる方が有意義で効率的だと思うのです。
誰からも声を掛けられなくなるということは「戦力外通告」ということになるのです。
信用を失う
故意的に足を引っ張っているように思える人に対しては、信用が完全に失われます。
「あの人に任せると必ず問題を起こす」「わざとやってるんじゃないか?」と疑いの目を向けれることもあるでしょう。
単純なミスならなんとか修正することができても、大きな問題が発生すると取り返しがつかなくなることもあります。
そんなことが続けば、信用度もグッと下がるのも当然です。
人として信用されなくなることで、ただ悪いイメージしか残らず誰も頼ろうとすることもなくなるのです。
助けてもらえない
足を引っ張ることばかりしていれば、自分が困った時誰も助けてくれなくなるでしょう。
人に対して誠実に向き合ってこなければ、周りも気持ちよく手助けしたいと思える相手にならないのです。
自分の発する言葉や態度は鏡のように返ってくるので、自業自得ですね。
本当に困っていてもこれまで足を引っ張り迷惑ばかりかけてきたからこそ「自分で解決して」と突き放されてしまうこともあるのです。
チャンスが回ってこない
信頼・信用を失えば、もちろんチャンスが回ってこなくなります。
特に仕事でのトラブルは業績に大きく関わるので、損害損失を防ぐ為にどれだけ貢献してきたか、チームワークを大切にしているかなどが判断されます。
重要なことに対して足を引っ張るようなことをする人に任せらえることは1つもないのです。
機会損失が繰り返されることで、居心地も悪くなりますし、ポジションや給与にも大きく影響する事になるでしょう。
足を引っ張ってきたからこそすべてが自分にそのまま返ってきてしまうのです。
人間関係が破綻する
悪質さを感じる足の引っ張り方をすれば、人間関係が破綻するのも目に見えるでしょう。
人の成功を邪魔しようとしたり、わざと足を引っ張るようなことをすることで信用・信頼はもちろんのこと、人として軽蔑されるでしょう。
周りにいる人もその様子を知ることで、自然と離れていってしまうなんてことにもなりかねません。
自己中心的な行動を繰り返すほど、周りから嫌われ、取り返しがつかなくなることも十分あるのです。
仕返しを食らう
あまりにも人の足を引っ張っているといずれ仕返しを食らうことになるかもしれません。
自分が人にしてきたことのように、相手からも同じように嫌がらせを受けることだって十分あり得ます。
それほどにまで相手は苛立ちを受けることになるのです。
同じように制裁を与えなければ気が済まない、むしろもっと悪い状況にさせてやろうと根に持つ人がいることも忘れてはいけません。
それほどのことをしたということを実感する羽目になるでしょう。
邪魔者扱い・孤立する
いつも足を引っ張るからこそただの邪魔者扱いされることもあります。
「あ、何もしないで!」「これは自分でやることだから構わないで!」と完全にグループの輪に入ることができなくなり、孤立することにもなります。
もしこれまでのことを反省して、ちゃんと向き合うつもりでいたとしてももう相手が完全にシャットダウンしていれば向き合ってくれることもなくなるのです。
よっぽどの努力をしなければ目も向けてくれず、孤独で寂しい毎日を過ごしてしまうことになるかもしれません。
嫉妬や不満が蓄積する
人から信用されなくなることで疎外感を感じ落ち込む人もいるかもしれませんが、逆にその状況に対して嫉妬や不満が蓄積してしまいストレスとなることもあるでしょう。
「次こそはちゃんとやるつもりだったのに!」「あの人ばっかりいい思いして何なの?」「なんで誰も任せてくれないの?」と様々な思いが溜まり、ネガティブな感情ばかりが取り付いてしまいます。
そういった気持ちばかりでいることで、私生活や仕事においてもトラブルを招いてしまったり負のループが繰り返されてしまうなんてこともあるのです。
人とのトラブルを起こしやすくなったり、精神的に不安定な状態になってしまうなど他にも問題が出てきてしまうこともあるかもしれません。
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足を引っ張る人への対処法は?
周りで足を引っ張る人の特徴が見られる方や実際に何度か足を引っ張られた経験があって今後どう接していいか分からないという方もいるでしょう。
特に学校や職場は1つの空間で物事に取り組むことが多く、なるべくならいい空気感で過ごしたいですよね。
もちろん友人関係などでも関係性を悪化させたくないと思うことがあれば、いい改善策を見出したいですよね?
足を引っ張る人に対して、このような対処をしてみて改善の兆しが見えたらいいですね!
注意する
何度となく繰り返されるミスや無責任さ、故意的に足を引っ張っているのが分かるとなればはっきりと相手に注意をすることが大切です。
自分の行動がどれほど周りに影響させているのかというのを認識させなければいけません。
ミスが多いのであればなぜそうなったのか自分で考えさせる事、人間関係や業績に大きく関わる責任の重さがどれほどなものかを理解させなければいけません。
ただ注意するのではなく、相手に考えさせることも重要なポイントなのです。
一度しっかりと考えさせて、行動を改めるのかそれとも変わることがないのかによってその後の対処法をまた突き詰めていきましょう。
相手にしない
足を引っ張られたとしても、深く考えたり、感情的にならず冷静に問題解決に意識を傾けるのも大切です。
足を引っ張る人は無意識なタイプと意識的にわざとしているタイプと大きく分かれることを先ほど紹介しましたが、無意識な人に強く注意したり、感情的になると「役立たずだったかな…」「余計なことをしてしまった…」「そんな言わなくても…」などと落ち込ませてしまったり、関係性がギクシャクしてしまうかもしれません。
もちろん軌道修正するために注意しなければいけないこともありますが、人のミスばかりに目を向けるよりも早く問題解決に繋がる方法を考えることを優先させた方がいいでしょう。
一方、故意的に足を引っ張っているタイプに感情的になってしまうことは思うツボになってしまうこともあります。
トラブルを起こし、あなたが焦ったり、怒ったりすることをあえてしているため、全く動じない姿勢を見せることで相手のペースを乱すことができるでしょう。
コミュニケーションを図る
足を引っ張る人の本音は正直わからないこともあるでしょう。
コミュニケーションを積極的に取り、相手の性格や癖、考え方などいろいろ知ることも大切です。
お互いを理解し合えることで、誤解などを解消することもできますし、足を引っ張ろうという考えが薄れることもあるかもしれません。
いつも何かと問題が起きてしまうのもそもそも意思疎通ができていないこともあるため、コミュニケーションを深めるのも大切なことになるでしょう。
自己肯定感を高める
足を引っ張ってしまう人は、人に対して嫉妬心を持つ人や自身がない人などネガティブな考えを持つこともあります。
相手に対して自己肯定感を高めてあげるような声をかけてあげることで、自信がつき心に余裕を持たせることもできるでしょう。
「いつもいろいろ助けてくれてありがとう」「○○さんがいなかったらできないことが多いから頼りにしているよ!」とポジティブな言葉を掛けることで、責任感が生まれたり、もっと褒めてもらえるように前向きに取り組んでくれるようになるかもしれません。
ただ、人によっては調子に乗ってしまうタイプもいるので相手に合わせた言葉選びも必要になるかもしれません。
分担させるて責任感を持たせる
足を引っ張る人に対して責任感を持たせるため1つのことを集中してもらうというのもいい方法になるでしょう。
例えば、旅行の計画の中で「行きたい場所の営業時間や行き方を集中して調べてもらう」、業務において「顧客リスト作成だけをしてもらう」など簡単なものからでもいいので1つのことに集中させ、他のことは分担するという方法をすることで、他の人の取り組んでいることへの影響がほぼ減ります。
自分だけに任されたことに対して責任感を感じたり、任せてもらえたという信頼感に対する嬉しさを感じて取り組んでくれることもあります。
もちろん、やってくれたことに対しての感謝の気持ちもしっかり伝えることでいいチームワークが生まれ、次回も同じように積極的に頑張ってくれることにもなるかもしれません。
指示をする人を明確にする
何かを執り行う時にリーダー的存在を確立させることも有効です。
仕事では上司や先輩などが指示をしてくれることも多いですよね?
誰か1人でも全体を見渡し、進行状況やミス確認を必ずすることで問題やトラブルに繋がりにくくなります。
友達同士で何か決める時も仕切ってくれる人がいると助かりませんか?
何でもテキパキとこなしてくれる人や悪いことに対してちゃんと指示や訂正をしてくれる人を明確にすることで誰かが足を引っ張られるということを防ぎやすくさせます。
先生・先輩や上司に相談・報告
学校や職場において計画や業務を妨げようとする人に対して、はっきり注意できない、足を引っ張られて困っている時に先生、先輩、上司などに相談や報告するのもいいでしょう。
中立な立場で問題解決に導いてくれたり、言いにくいこともしっかり相手に伝えてくれるので心強い存在になるでしょう。
もちろん日頃からコミュニケーションを図ることで、相手も理解を深めてくれることもあります。
自分では解決でき似ない時に誰かの力を借りたっていいのです。
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まとめ
「足を引っ張られてるなぁ」と感じるのも人それぞれですが、いい気分ではないのは確かですよね?
余計な一言で空気を壊される、これから頑張ろうとしているのに真剣に取り組んでくれない、頑張って作っている資料に邪魔が入ってダメになったなど様々なトラブルを起こしてしまえば、周りから信用・信頼を失う末路を迎えるのも当然でしょう。
無意識なのか、わざとなのかその人の言動をよく観察していると本質が見えてくることになるでしょう。
そんな人に対してこれからどう向き合うのか、同じようなことを繰り返さない為にどう対処するべきなのかこの記事によって何かヒントを得られてくれたら嬉しいです。