「いつも部屋が散らかっている」「無責任で適当な発言をする」「頼んだことはいつも中途半端にして放置する」などいい加減だなぁと感じる人って1人くらいはいませんか?
何度同じことを言っても変わらない様子に、イラっとすることもあるでしょう。
そんな風に思われたいい加減な人はどんな末路を迎えることになるでしょうか?
この記事では、いい加減な人だと感じたエピソードや周りとの関係性や自分自身に返ってくる末路について解説しています。
また、イライラしないように自分をどうしたらいいのか、相手を少しでも良くする方法はないのかと感じている方へ対処法のヒントもお伝えします!
いい加減な人だと感じたエピソード
まずは、「いい加減な人だな…」「また同じこと言わなきゃいけないの?」と感じたことのある人の体験談をいくつか紹介したいと思います。
恐らく「わかる!」「同じようなことあった!」と共感するシーンがあるかもしれませんね!
友人、恋人、夫婦、職場であったエピソードトークを紹介しましたが、近い経験をされたことはありませんか?
筆者も同じような経験をしたことがあるので、イライラしたこともありますし、注意するのも嫌になるくらい同じことをするいい加減な人に呆れかえったことがあります。
もちろん、自分が完璧であるとは思わないのでもしかしたら誰かにそんな思いをさせてしまったこともあるかもしれませんが、こんなにも人を不快にさせる人はいつか痛い目に遭うのは想像できそうですよね?
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いい加減な人の末路
いい加減さが目に余ると、周りの人との関係性だけでなく、本人の生活そのものが悪くなることは予想できますよね?
いい加減なことばかり繰り返していることによって、最悪な末路を迎える羽目になってしまうのです。
人間関係の悪化
いい加減な発言や行動を繰り返すことで、友人、恋人、同僚など様々な人間関係に亀裂を及ぼします。
約束を守らない、嘘をつく、口が軽い、モラルがないなど相手が不快感や迷惑だと感じることで信頼感を失います。
日常的にいい加減さが目に余ることで、悪い噂が立つことやケンカなどのトラブルに繋がりやすくなります。
そんなことを繰り返すことで信頼を完全に失い、孤立してしまうなんてこともあるでしょう。
どんなに信頼回復をしようと思ってもそう簡単にはいかないこともあるのです。
学業への影響
いい加減さは、ダイレクトに自分に返ってくることがよくあります。
学業を怠れば、進学や就職に大きく影響します。
「授業ダルいから休もっと」「宿題忘れたからノート見せて!」「レポートなんて適当に出せばなんとかなるっしょ!」なんて発言していた人いませんか?
確かに学生時は勉強、通学が嫌だと思うことはあるでしょう。
しかし、学業を怠けたり、自分の頭で考えない、いい加減な提出物を繰り返せば成績が上がるわけないですし、単位が取れない、試験結果が出ないのも当然です。
学生時の努力や成績は、社会人になってからも比例することがあり、後々困るのは自分自身なのです。
仕事への影響
仕事においてもいい加減さが出てしまうと、職場内の人間関係だけでなく、給与や昇進にも影響がでます。
学生時と違って社会人になれば、大きな責任が必要となります。
責任感ない発言や職務をすることにより、企業成績や取引先とのトラブルにも繋がります。
最悪の場合は、解雇されることもあるでしょう。
いい加減な人は、仕事が続かずに生活が苦しくなることや就職すらできなくなってしまうなんてこともあるのです。
健康障害
あなたは日頃、食生活や運動など自分の身体にどのくらい気を遣っていますか?
偏食や運動不足、タバコや飲酒により、学業や仕事への影響やケガや病気に繋がることもあります。
全てにおいて身体が資本になるため、体調管理や健康に対しての意識が低いことで自分自身が苦しい状況に追い込まれていきます。
バランスの良い食生活や適度な運動をすることにより、心も体も元気になり何事にも前向きに過ごすこともできるので、意識改革をしなければ負のループを繰り返すことになるでしょう。
家庭崩壊
いい加減さは、自分が素になれる場所で出ることが多く、学校や職場ではちゃんとしていても家庭内でだらしがないことばかりすると家族やパートナーとの関係性を崩すことにもなります。
家庭内でのルールなどを守らないことでケンカの原因になり、不穏な空気感になることも想像できるでしょう。
どんなに外面がよくても、家族はすべてお見通し。
自分が素になれる場所だからといって、甘えやいい加減さがあれば家族であっても見放されることや離婚などもあるのです。
事故などのトラブル
いい加減な人は、注意力・集中力がなく、ケガや事故を起こすこともあります。
よくある例として、歩きスマホやわき見運転などが挙げられます。
自分の不注意によって、他人を巻き込むことになり損害賠償を求められたり、大きな裁判にまでつながることもあります。
いい加減な人は日頃から周りのことに対して配慮が欠けることや勝手な自己判断をすることもあるので、ケガや事故などを起こし、取り返しがつかないことをしてしまったなんて人もいるのです。
金銭トラブル
いい加減さは金銭トラブルにまで繋がることもあります。
管理力が欠けており、収入と支出のバランスが悪くいつもお金に困っていたり、事故やケガを招き急な出費が必要になるなどにより、知人や家族、金融機関などから金銭を借りることもあるでしょう。
返済が遅れたり、何度も借り入れをすることによって人間関係を悪くすることや借金がどんどん膨らんでいくなどもよくあるケースです。
金銭トラブルは様々な結果を招き、仕事や家庭への影響、自己破産や裁判などにも繋がることもあるのです。
精神的問題
自分がこれまでにいい加減さを改善しなかったことにより、人間関係の破綻、健康障害、金銭トラブルなど様々な要因から自分が苦しむこととなり、精神的におかしくなってしまうということもあるのです。
「なんとかなるでしょ」なんて呑気に過ごしてきたことが、なんともならずに自分で自分の首を絞め、鬱などの精神障害を負うことになったという人もいます。
これまでの発言や行動を後悔しても、元の生活や精神状態を戻すことが非常に難しい状況になるため、重く苦しい状態から抜け出せなくなるのです。
いい加減な人が迎える末路は、人間関係だけでなく、様々な問題が自分に襲い掛かってきます。
一度や二度程度であれば目をつむってくれる人もいますが、許されない大きな問題を引き起こすことがあるのです。
無責任さや自己中心的な考えなどが改善されなければ、信頼回復は相当難しいもので、後悔してもどうすることもできない状況を作り出すのも自分自身なのです。
このような末路を迎えたくないのであれば、考えを改めて周りから認められる責任感ある行動をしなければいけないのです。
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いい加減な人への対処法
あなたの周りにいい加減な人がいることによって、イライラしたり、様々な問題に巻き込まれることもあり迷惑だなと感じる人もいますよね?
いい加減な人によって自分の気持ちをどうコントロールするべきなのか、相手を少しでも改善させる方法はないのか、これらの対策を取ることによって少しでも良い変化に繋がれば幸いです。
自分の気持ちを落ち着かせる
まずは、いい加減な発言や態度にあなた自身の気持ちを落ち着かせることが大切です。
イライラしたり、落胆したりすることで感情的になって不用意な言葉や態度を発してしまうかもしれません。
それによってケンカやトラブルを招くことにもなりかねませんので、一旦深呼吸して自分の気持ちを落ち着かせることが第一です。
気持ちを落ち着かせてから、相手に対して指摘や質問などをしましょう。
感情的な言葉や態度をすることによって、あなた自身のイメージも悪くなりますので、相手が悪いことをしていたとしても大人な対応をするといいでしょう。
相手の意見を聞く
いい加減なことを繰り返す人に対して、どんな考えを持っているのか意見を聞いてみるのもいいでしょう。
自分がなぜいい加減なことをしているのか、本人の口から出すことによって自分の非に気付くことにもなります。
自分がいかにいい加減なことをしているか再認識させることで、行動を改めるように本人自身が変わるような努力をさせることが大切です。
また、考えを知ることによってあなたも対応しやすくなることやお互いに生じていた誤解が解けるかもしれません。
具体的な理由や意味を伝える
いい加減な人は「なんとなく感」があったり、責任感を持たずに発言や行動を繰り返します。
その行動が周りにどんな影響を与えているのか、具体的に理由や意味を伝えるのも大切です。
また、何か頼みごとをする時にも、ざっくり伝えるよりも詳細で具体的に話さなければ伝わらないこともあります。
例えば書類作成時などに「前みたいにやっといて」など具体的な指示をしなければ、あなたの考えと相手の考えが一致することも難しくなります。
重要点だけでなく、細かいことまで説明し、相手との認識を一致させなければ後々面倒なことになったり、再度訂正が必要になることもあり無駄な時間や労力を使うことになります。
いい加減人と責任感持ってきっちり物事をする人との思考回路は全く別物だと捉えて対策を取るといいでしょう。
モチベーションを安定させる
いい加減な人は「面倒くさい」「嫌だな」と少しでもネガティブな思考になると、モチベーションが下がり物事に取り組む姿勢が遅くなったり、自分が楽をしようとすることばかり考えることもあります。
少しでもモチベーションを安定させるために、「いつも助かってるよ!」「頼りになるんだよね!」など気持ちが前向きになるような言葉を掛けることでやる気を出します。
いい加減でない人でも、自分が言われて嬉しい言葉を掛けられるとモチベーションが高まりますよね?
少しでも気持ちが上がる言葉を定期的に声を掛けながら、相手のモチベーションを安定させるといい加減な結果にならないように繋がりやすくなるでしょう。
コミュニケーションを深める
いい加減な人に対して嫌気がさすこともありますが、コミュニケーションをしっかりとり仲を深めることで相手の考えや行動パターンを把握しやすくなります。
また、仲良くなることで信頼感を得ようと頑張る姿勢を取ることもあります。
何か頼むときも定期的に声を掛けて進行状況やモチベーションも確認しながら進めていくと、思い通りの結果になることもあるでしょう。
お互いの意見交換をすることで、意思疎通がしやすくなるので「いい加減な人」と決めつけすぎずに接することで関係性も良くなるでしょう。
ペース配分を決める
いい加減な人は、なんとなく目に付くことから始めたり、嫌なことは後回しにすることなどがあります。
時間にルーズなところもあるので、ある程度ペース配分を決めてあげることで計画通りに物事が進ませやすくなるでしょう。
1日の流れを作ることやルーティーン化させることにより、それが癖になり時間を大幅にオーバーすることがなくなるかもしれません。
これは、待ち合わせ時間、家庭内のルール、業務の効率化など様々なシーンで応用することができるので、はじめからな簡単にいかなくても根気よく続けさせることが大切です。
得意なことから始める
面倒なこと、苦手なことなど誰でもやりたくない、後回しにしたいという考えが働くことがありますよね?
いい加減な人はさらにその気持ちが強いことがあります。
途中放棄したり、人に押し付けようとすることもあるので、それならば始めから相手が得意なこと、好きなことから任せるといいでしょう。
そこから少しずつ新しいことに挑戦させることで、相手の得意や好きのバリエーションを広げていけばいいのです。
ペナルティを設ける
あまりにもいい加減で、周りが迷惑・負担することは多く苛立っている人もきっといますよね?
もし今後も時間に遅れる、ルールを守らないようなことがあればペナルティを設けると意識が変わるタイプもいます。
「遅れたらランチ奢り」「片づけなかったら掃除1週間」「期限内に提出しなかったら追加で資料作成」など相手にとってマイナスになることを提示することによって、時間やルール、期限を守ろうと努力するでしょう。
もちろん、これはあえて言って本当はそんなペナルティを与えなくてもいいです。
どちらにしても相手にペナルティを設ければ、ちゃんとしようと気が引き締まることもあります。
特典や報酬を設ける
ペナルティによってちゃんとやるタイプもいれば、特典や報酬に食いつくタイプもいます。
自分にとってプラスなことのためなら目標を持って前向きな姿勢を作るのです。
現金な奴だなぁなんて思うこともあるかもしれませんが、自分がもらって嬉しいものや評価されると達成感やモチベーションが上がりますよね!
「馬の鼻先にニンジンをぶら下げる」なんて言葉があるように、特典や報酬が目の前にあれば頑張れるのですね!
関わらない
どんなに相手と向き合って話したり、指導をしてもいい加減さが変わらないという場合は、あなたのストレスが溜まる一方なので関わらないというのも選択肢として持っておくのもいいでしょう。
時間にルーズ過ぎるなら待ち合わせをしてどこかに出かける計画をしない、お金にだらしなさを感じるのであれば絶対に貸さない、仕事を真面目にしないならしっかりやってくれる人に頼むなど、関わることをやめたり、違う方法や人を選択することです。
どうしても関わらざる負えない人もいますが、深く付き合うことでイライラが募るだけなので、期待することなく放っておくのです。
そのうち、今回紹介したような末路を迎え、本人が意識改善をしない限り周りがどうしても直らないのです。
いくつかの対策をした上で、最終的に今後どうしていくか判断するといいでしょう。
いい加減な人でも、何か変わるきっかけや対処法が1つくらいはあるはずです。
もちろんそんな簡単に人が変わるなんて難しいかと思いますが、根気よく続けていけば少しずつ改善することもあるでしょう。
イライラしたり、落胆したりすることもあるかもしれませんが、あなたのストレスが少しでも軽減され、相手との関係性が良い方向に向かっていくといいですね!
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まとめ
だらしがない、守らないいい加減な人は、周りに1人くらいはいるでしょう。
もちろんそんなマイペースさも相手の個性ではありますが、時として人間関係の悪化や本人自身の悪い末路に繋がることもあるのです。
周りにいる人とどう接するべきか、または自分が周りから「いい加減」だとイメージがついている場合の改善によってお互いが歩み寄って少しでも良い関係性が生まれてくれたらいいですね!
是非この記事がきっかけで少しでも変化が表れれば幸いです。