友達や彼氏、彼女が落ち込んでいるけどなんて言葉をかけるといいのかな…と思うことってありますよね。
この記事では、落ち込んでいる人にどんな言葉をかけると気持ち和らぎ、前向きな気持ちになってもらえるかLINEで伝える方法を紹介します。
LINEだからこそ文脈や人によってはマイナスになってしまうNGパターンもお伝えしますので、是非参考にしてみて下さいね！
落ち込んでる人にかける言葉をLINEで送るには？
落ち込んでいる人になんて言葉をかけるべきか悩みますよね。
LINEでメッセージを送るとしたら、このような言葉を送ってみると相手の心が和らいだり、前向きな気持ちに変わることでしょう。
何かあった？
落ち込んでいる表情やSNSで普段と違う様子を感じた時は「どうしたの？何かあった？」とLINEしてみましょう。
普段から相手のことをよく見ているからこそ少しの変化に気づき、心配してくれている思いが伝わることで相手の心が温まることでしょう。
すぐに打ち明けてくれるかは別として、あなたが気にかけてくれているということで訳を話してくれるきっかけに繋がるフレーズとなるでしょう。
何か力になれることある？
悩みを抱えていたり、困っていることがあっても、誰かに相談や頼みごとをができずに一人で抱え込んでしまいがちになります。
相手に負担がかかることを考えてしまうことや言い出すためには少し勇気がいるため大丈夫なフリをしてしまう性格なのでしょう。
そんな人には「何か力になれることある？」と自分から申し出てみることで、相談や頼みやすい状況を作ってあげると良いでしょう。
私で良ければ、いつでも話聞くよ
落ち込んでいることを無理に聞き出すこともせず、「私（俺）で良ければ、いつでも話聞くよ」と見守っていることを伝えるだけでも相手にとっては嬉しいことです。
落ち込んでいる原因に対して最終的には自分で解決する必要があるため、まずは自分でやってみようとしているかもしれません。
それでも解決できない状況になった時に、話を聞いてくれる存在がいてくれるというだけでも心強いものでしょう。
どこか美味しいものでも食べに行こうか
落ち込んでいる気分を少しでも晴れやかにするために、「どこか美味しいものでも食べに行こうか！」と誘ってみるのも良いでしょう。
少しの間でも悩みや問題から離れて、普段通り楽しい時間を過ごすことで気持ちが前向きになりやすくなるかもしれません。
二人でいることで、悩みを打ち明けやすくなるきっかけにもなるだけでなく、「きっと心配してくれてたのかな」と気分転換に引っ張り出してくれたあなたに対して更なる信頼や安心感を持ってくれることでしょう。
我慢しないでね
常に人に気を遣う人や責任感が強い人は、人一倍我慢をしやすい傾向があります。
人にネガティブな発言や感情を吐き出すことで、相手に嫌な思いや迷惑を掛けてしまうと感じてしまうから一人で抱え込みやすくなってしまうのです。
そんな人には「我慢しないでね」「私には気を遣わなくていいからね」と伝えてあげましょう。
自分の性格を理解した優しさを感じて、緊張の糸が解れやすくなることでしょう。
ちゃんと休めてる？
落ち込んでいるとなかなか寝付けなかったり、忙しさで時間を追われて疲労感が出ていることもあるでしょう。
「最近疲れてない？」「ちゃんと休めてる？」と気持ちや体調を気遣ったLINEは嬉しいものでしょう。
問題に対して頑張っていることもあるので、無理に「寝なきゃダメだよ！」と指示するような言葉ではなく、相手に思いやりを向けることを意識したメッセージを送りましょう。
いつも頑張ってるの知ってるよ
努力しているのにうまくいかずに落ち込んでしまっている人には「いつも頑張ってるの知ってるよ」と励ましの言葉をかけてあげるのも良いでしょう。
うまくいかなくても頑張っている姿を見ていてくれていると感じだけでも嬉しいものでしょう。
しかし、努力家の人は自分で無理をし過ぎていることに気付いていないこともあります。
そんな時は「頑張ってるのは知ってるけど、無理し過ぎないでいつでも頼ってね」と相手を認めつつ頼って欲しいことを伝えるだけで心強くなるだけでなく、素直に甘えられるようになるかもしれません。
今から会いに行っていい？電話していい？
酷く落ち込んでいる様子で放っておけない時はLINEではなく「今から会いに行っていい？」「今から電話していい？」とすぐに会いたい気持ちや話したい気持ちを伝えてみましょう。
誰かにそばにいて欲しい、話を聞いてもらいたいという人にとってはその気持ちが嬉しいものです。
もちろん、一人でいたいと感じている場合もあるので、相手の気持ちを尊重することも大切です。
辛かったよね
大変な時や落ち込んでいる時に「辛かったよね」「大変だったね」とそっと優しい言葉をかけられたら嬉しさや安心感を感じてもらえるでしょう。
自分のことを見守っていてくれる、自分の気持ちを分かってくれる人がいるのは心強く、必要以上に自分を責めずに済むかもしれません。
どんな時も味方だからね
落ち込んでいる時は一人で抱え込んでしまうことや自暴自棄になっていることもあります。
そんな時に「どんな時も味方だからね」と伝えることによって、心強さを感じて孤独感から解放されることでしょう。
いいことばかりに目を向けず、弱い一面や欠点も含めて味方でいるという気持ちが伝われば、より今よりも関係性も深まっていくことでしょう。
落ち込んでいる人に元気になって欲しいといろいろ考えてしまうかもしれませんが、あまり深く考えずあなたが相手を思っていることをシンプルにLINEで伝えるだけでその思いは届くはずです。
もし逆の立場だったら、どんなLINEをもらったら嬉しいなと感じるか相手の気持ちになってみることが大切ですね！
落ち込んでる人にかける言葉でNGなLINE
落ち込んでいる人に対して、あなたの気持ちを素直にLINEすると言っても相手にとっては嬉しくないメッセージもありあるものです。
あなたにとっては励ましのメッセージだったとしても、その気持ちがうまく伝わらずにさらに落ち込ませてしまったりすることもあることがあるので少し注意しておきましょう。
もっと頑張らなきゃ！
落ち込んでいる人や頑張っている人に対して「もっと頑張らなきゃ！」という言葉は、努力が足らないのだと責められているような気分になってしまうことがあります。
物事に対して真剣にやってきたことは本人にしか分からないことなので、自分の価値観を押し付けてしまうことや否定することは相手に向ける言葉としてはいいものではないことがあるでしょう。
諦めちゃうの？
今までやってきたことがもうできないとなれば、悔しくて落ち込んでいるのは本人自身です。
今まで多くの努力をしてきた人に対して「諦めちゃうの？」というメッセージは、捉え方によっては「逃げるの？」「最後までやらないの？」と責められているように感じてしまうことがあります。
やる気を起こさせるために送ったメッセージだったとしても、相手には辛い一言になってしまうことがあるので、結果よりも今までの努力を褒めてあげるといいでしょう。
そんな悩むことじゃないよ！
落ち込んで悩んでいる人に対して「そんな悩むことじゃないよ！」というのも酷な一言だったりします。
あなたにとって悩むようなことでなかったとしても、相手にとっては大きな問題であるため、悩んでいることが大したことじゃないと過小評価されると傷ついたり怒りを買うことになります。
人それぞれ価値観は違うものだからこそ、否定的な言葉を発して自分の価値観を押し付けるのはどんな時でも気をつけなければいけません。
よくあることだよ
悩んでいることに対して「よくあることだよ！」「誰だって一緒だよ！」とひとくくりにされてしまうと、「周りの人も同じように悩んでいてもよくあることだ」と自分を否定されていると感じることがあります。
悩みや苦労は人それぞれだからこそ、軽く扱われることでさらに気持ちが落ち込んでしまうことがあるので相手の気持ちに寄り添った言葉を伝えてあげましょう。
だから言ったのに！
落ち込んでいる人に対して「だから言ったのに！」と責めるような言葉は絶対にNGです。
あなたに相談をしていてあなたの意見を伝えていたとしても、悩みながらも自分の意志で決断した結果だからこそその決断を否定し過ぎてしまうとさらに落ち込ませてしまいます。
あなたの助言が正しかったとしても、相手が決めて努力したことを無駄だったかのようにするのは良くありません。
そのうち気にならなくなるよ
思い悩んでいる時に、すぐに気持ちを切り替えることができないこともあるため、「そのうち気にならなくなるよ」なんて言葉はあまり前向きにはなれないでしょう。
確かにいずれ時間が解決してくれるとしても、本人にとっては現時点では辛い状況だからこそ先々のことを前向きにイメージすることができないこともあります。
元気になって欲しいという気持ちで伝えたとしても、今の思いに寄り添い、少しずつ前向きになってきた時に「これからよくなるといいね」と伝えてあげるといいでしょう。
こうしてみたらいいんじゃない？
落ち込んでいる人に対して問題解決のためにアドバイスしようと「こうしてみたらいいんじゃない？」と投げかけてみても、相手によっては不快に感じる場合もあります。
意見を取り入れてみようとしてくれる人も当然いますが、今まで自分で努力をしてきたことを否定されたように感じてしまう人もいるものです。
LINEだとあなたが心配して送ったメッセージであったとしても、相手にとっては上から目線に感じることやお節介に感じる場合もあるのです。
本人が「どうしたらいいかな？」とあなたにアドバイスを求めるまでは、自発的に言わない方が良い場合もあるのです。
自分も辛いことあってさ
落ち込んでいる人の話を聞いた時や励まそうとした時に、自分の苦労や悩みを相手に話すことは控えておきましょう。
落ち込んでいる状況の中で、他の人の話を聞き入れる余裕がないことや自分の悩みが大したことがないかのように言われてしまうことに不快感を感じることもあります。
相手の今の現状が落ち着き、お互いの話ができるくらい余裕が持てるようになったときに「あの時ってお互い大変だったよね」と振り返るくらいにするべきなのかもしれません。
落ち込んでる人にかけるNGなLINEの例として、相手の気持ちを考えていないものやあなたが心配していたとしても文面からうまく伝わらずに誤解や不快感を与えてしまうメッセージです。
LINEを送る前に、「これって相手にとっては嬉しい言葉かな？」と少し考えてみるといいでしょう。
落ち込んでる人にLINEする時のポイント
落ち込んでる人にLINEする時の言葉だけでなく、他にも少し意識するべきポイントがいくつかあります。
これから紹介するポイントはLINEでのやり取りだけでなく、直接話す場面でも意識することをおすすめします。
相手のタイミングに合わせる
落ち込んでいる人に対して、理由や話を無理に聞き出そうとはせずに相手が話せるタイミングに合わせることが大切です。
一人で気持ちの整理をしたい時や話したくない問題かもしれないので、「何かあった？」と質問しても「なんでもないよ」「大丈夫だよ」と返信があった時は「なんかあったらいつでも話してね」と見守る姿勢を向けるくらいにしてあげましょう。
相手が話したくなった時に、しっかり話を聞いてあげる程度にしておくのがベストです。
自分の意見を押し付けない
相手を励ましたいと思っても、自分の意見や思いを押し付けるのは控えるべきでしょう。
落ち込んでいる時は自分のことで精一杯で、相手の話を受け入れられる余裕がない場合があります。
そんな時はアドバイスや相手を無理に元気づけようとしてもその思いが届かないので、まずは聞き役に徹してあげることが最優先となります。
温かい雰囲気を作る
LINEでメッセージを送るからこそ、文脈に温かさを感じる雰囲気にすることを意識してみましょう。
文字だけの場合、感情が伝わりにくく、読み手には冷たく感じてしまうこともあるでしょう。
絵文字を使ってみることや優しい言葉遣いを意識してみることで、きっとあなたの思いが伝わるはずです。
距離感も大切にする
相手との関係性を意識した距離感を保つことが大切です。
そこまで仲が良い相手でない場合、干渉され過ぎると不快な気持ちになることがあります。
たとえ仲が良くても相手のことを知っているからこそ、時にそっとしておくのも優しさかもしれません。
相手が話したいと思う時まで、普段通りに接しながら見守ってあげるといいでしょう。
話してくれた時にはありがとうと伝える
もし相手が心を開いてあなたに悩みを打ち明けてくれた時は、「話してくれてありがとう」と伝えることも忘れないようにしましょう。
あなたを信頼し、勇気をもって話してくれたことに感謝することで、相手も少し心が穏やかになってくれることでしょう。
どんな時でも「ありがとう」という言葉は嬉しいものなので、相談してくれた時には相手がポジティブになれる言葉を送ってあげましょう。
落ち込んでいる人に少しでも元気になってもらいたいと思っても、まずは相手の気持ちに寄り添い、話せるようになるタイミングまで待つことを意識しておきましょう。
励ますつもりであっても、誤解や不快感を与えないようにすることが大切です。
これらはLINEの時だけでなく、会って話す時も同じことなので今後役に立つ時が来るはずです。
まとめ
友達や同僚、恋人など落ち込んでいる人を見かけたら「どうしたのかな」「大丈夫かな」と心配になった時にLINEで励ましの言葉をかけるならと何かと考えてしまうかもしれませんが、素直にあなたが思ったことを優しく伝えてあげるだけでも嬉しいはずです。
言い方やタイミングなどを気にする必要はありますが、普段と違うことにいち早く気付き、気にかけてくれただけでも本人にとっては心温まる瞬間でしょう。
相手を思いやれる行動をすることで、お互いの信頼関係が深まり、あなたが落ち込んだときには相手があなたを気にかけて励まされる日が訪れるでしょう。
些細なことだったとしても、こういったことの積み重ねがより相手との絆を深めてくれるはずです。