お互い好きなのに別れたカップルが「その後どうなるの?」「そもそもなんで別れるの?」と思う方もいるかもしれません。
カップルの考え方は様々で、お互い好きなのに別れを選択することもあります。
別れたその後に復縁することもあれば、完全に前を向いて新たな恋愛や生活を送っている方などありますが、もしあなた自身、今別れを迷っている方は何か考えるきっかけになるかもしれません。
お互い好きなのに別れた理由

お互い好きなのに、なぜ別れを選択したのかその理由が気になりますよね?
調査をする中で、お互いの考え方や別れざる負えなかった事情がいくつか挙げられていましたので、その一部をご紹介します。
結婚への価値観の違い
お互い好きなのに別れた理由の中で、比較的多かったこととして結婚に対する価値観の違いがありました。
「恋人として一緒にいることは楽しく過ごせるけれど、結婚相手となれば話は別」
「結婚したいって思ったことがないって言ったことにショックだった」
「子供が欲しい自分と子供はいらない相手の考え方の違いで別れた」
恋愛と結婚は別物なんて言葉をよく耳にするかもしれませんが、付き合っていく中で将来的なビジョンを考えるタイミングを迎えた時に、どんなに相手のことが好きでも別れを選んだのです。
遠距離恋愛になった
お互い好きでもすぐに会えることができないことで別れを選んだカップルもいます。
「付き合い始めた時から遠距離恋愛で、始めは頑張っていたけど現実的に付き合い続けられなくなった」
「転勤になってしまい、どうしてもすぐに会えなくなることや相手に我慢させ過ぎるのが想像できたから」
「海外転勤を機に別れを選びました。結婚する決意がないまま待たせられないし、キャリアアップのチャンスを逃したくなかった」
遠距離恋愛でうまくいくカップルももちろんいますが、どうしても遠距離になることでお互いの気持ちが不安定になることや新たな場所で前向きに頑張っていこうという決意の元、別れを決断した方もいるのです。
家庭環境の問題
家庭環境がカップルにとって弊害になる場合もあるようです。
「相手の親が学歴や職歴を重視する方で、結婚はもちろん付き合うことに対しても否定的で受け入れてもらう事ができなかった」
「代々続く家の長男で、いずれ家業を継ぐことになった時に私にはその環境に入ることやサポートできる自信がなく別れることを選びました」
「彼の実家に遊びに行った時に母親から嫌がらせをされて、もし結婚となった時に嫁姑問題が想像できたので彼のことは好きだけど別れました」
このまま付き合っていけば将来的に結婚を考えることもあるでしょう。
ただ、どうしても乗り越えられなさそうな問題があると、どんなに相手のことが好きでも別れを選択した方がお互いにとっていいと判断して別れたカップルもいるのです。
金銭的問題
金銭感覚や経済力など現実的にお金の問題が出てくることで、将来的に付き合うことができないと判断して別れたという意見もありました。
「お金の使い方が荒く、不安要素しかありませんでした。結婚したとしても人の感覚って簡単には変えられないと思ったので別れました」
「相手に借金があることが分かり、なぜ借金を作ったのか経緯を聞くと遊びや人から良く思われたいという単なる見栄のためで価値観が違うなと思って別れました」
「転々と仕事を変える人で、収入が不安定であることや将来的にずっとこのままだったら生活ができないかもと不安になって別れを切り出しました」
どんなに相手のことを好きでも、金銭感覚や金銭トラブルに巻き込まれそうだと思ったら現実的に不安になってしまうのも仕方がないですよね。
依存性によるもの
人には夢中になることがいくつかありますが、あまりにも度を越えた依存性があることで付き合っていくことに対して不安や不信感を感じてしまうことがあるのです。
「推し活に燃える彼女で、自分よりも推しを優先することがあり、自分のことを好きじゃないのかなと感じて別れを切り出しました」
「ギャンブル好きな彼で、お金を使い過ぎることが多いことや負けた日には機嫌が悪くなることがあり、このままでは経済面だけでなく喧嘩から暴力になりかねないかもと思って別れました」
「メンヘラ気質な彼女だったので、執拗に干渉したり束縛されることがどんどん苦痛になってきました。付き合い始めた当初は可愛いと思えていた行動が、自分への依存だと確信をしたのでこのままではお互いにとって幸せだと思えないと思い別れました」
「マザコン気質な彼で、母親の意見を優先させることや母親に対しての愛情のが強いと感じて親離れできていない精神面に対してこのまま付き合えないかもしれないと思って別れました」
趣味や嗜好に対する事への依存性が強ければ強いほど、精神面への不安や関係性が崩れると感じることで別れを選んだのでしょう。
好きなものへの情熱を変えることは難しいことや自分に対しての優先順位が低くなるほど付き合っていく意味はあるのかと感じる方も多いのです。
優先したいものがあった
恋人に対して不安や不満など抱いて別れを決断した方もいますが、中には自分が優先させたい目標などに対しての思いが強く別れを選んだ方もいます。
「語学留学をするために彼女と別れることを決断しました。「遠距離でも大丈夫」と彼女は言ってくれましたが、寂しい思いをさせてしまうのも分かっていたし、いずれ海外就職も目標としていたのでその思いを尊重してもらいました」
「ずっとやりたかった仕事に就くことができて、恋愛よりも仕事に集中したいと感じるようになりました。出張も増えてきて、会えるタイミングも上手く調整できなくなってきたので仕事を優先させました」
「親の介護が必要になり、地元に戻ることを決断しました。介護だけでなく、再就職も必要になるため相手の負担になってしまうと思ったので別れを切り出しました」
人生には変化が訪れる瞬間があり、恋愛よりも優先したい、優先せざるを得ないことがあるのです。
自分の思いと相手への配慮を考えた上で、別れを選んでその道を進んでいく決意をしたのでしょう。
浮気発覚・既婚者だった
恋人のことが好きでも、相手の浮気や既婚者だったことが発覚したことで別れた方もいます。
「仕事だと言ってデートを断られたけど、実際は他の女性と浮気していたことが分かって別れました。浮気するくらいなら始めから別れてからにして欲しかった」
「休日になぜか会えないことがあって、色々調べたら既婚者だったことが分かりました。そのことを問い詰めたら「いつか離婚するから待って」なんて言われましたが、そんな都合よく離婚する事なんてないだろうと思って完全に関係を切りました。好きだったからこそショックだったし、付き合ってきた時間を返してって苛立ちも感じました」
恋人の裏切りはショックも大きく辛い思いをしたことでしょう。
好きな気持ちがあっても、このままでは幸せにはなれないと判断してきっぱり別れたのです。
価値観の違いや相手への不満の蓄積による別れ、前向きな目標を持って別れなど様々な形がありますね。
お互い好きなのになんで別れる理由があるの?と思う方もいるかもしれませんが、このような理由が明らかであれば別れを決断したのも納得できるのではないでしょうか?
お互い好きなのに別れたその後の心理

お互い好きなのに別れたその後、どんな心理状況になるのでしょうか?
別れを切り出した側と切り出された側とでは感じ方が異なることもありますが、いずれかが当てはまることがありそうです。
別れたことへの後悔
お互い好きだったからこそ別れたことへの後悔や未練が残るのも当然かもしれませんね。
別れてすぐに後悔する場合もあれば、時間が経過した時や新たな恋人ができた時にふと思い出して「やっぱり別れなければよかった」と考えるタイミングがあるのでしょう。
嫌いになって別れたわけではないからこそ、相手のことを思い出す瞬間や他の人と比べた時に自分にとって一番良かった相手だったと気付くのです。
後悔や未練が強い人こそ復縁する場合もあるのも事実です。
別れて正解だった
お互い好きなのに別れてもその後の環境や新たな出会いが良い状態であれば、別れて正解だったと感じる場合もあります。
「自分のやりたいことが集中できる」「結婚観が似ている人に出会えた」など別れたことによって新たな人生が切り開いたことによって後悔や未練なく過去の思い出として気持ちに整理できるようになったのでしょう。
付き合っていた時にはできなかった経験や新たな気持ちが湧き出ることも別れてからできたという方も多くいるのです。
過去を美化し続ける
復縁することができなくても、大切な思い出としてずっと心の中に残る恋愛の一つくらい皆さんありませんか?
別れたその後に思い出を美化し続けることで、新たな恋愛をしても基準値が好きだった人と比べがちになることや思い出に浸って気持ちが揺らぐこともあるでしょう。
嫌な思い出などがあっても美化し続けることで新たな恋愛に進めなくなってしまうという方もいますし、まだ相手が自分のことを思ってくれているのではないかと都合良く考えてしまうこともあるようです。
自分を責めてしまう
お互い好きだったからこそ、別れたその後に「相手を傷つけてしまったかも」「別れるきっかけを作ってしまった」と自分を責めてしまうこともあるようです。
別れを切り出した側、切り出された側どちらも思うことがあるかもしれません。
お互いに好きだったからこそ自己嫌悪に陥ってしまう心理状況になることもあるのです。
復縁を考える
別れたその後、気持ちや環境が落ち着くことや後悔や未練が強くなることで復縁したいと考える人も当然います。
お互い好きで別れているからこそ、まだその思いが消えないことや新たな環境に置かれた時にやっぱり大切な存在だったと気付くのです。
復縁に向けて連絡や会う機会を作ろうとすぐに行動する方、慎重になり過ぎて復縁を悩む方などそれぞれのペースで復縁を望んでいるのです。
お互い好きなのに別れたその後、何も感じないなんてことはさすがにありませんよね。
後悔や未練などネガティブな感情になる方、新たな環境や相手への感謝と応援に前向きに捉えている方と心理状況は違っても、好きだった相手のことを思うのは皆さん一緒なのかもしれませんね。
お互い好きなのに別れたその後の関係性

お互い好きなのに別れたその後、二人の関係性はどうなっていくのでしょうか?
別れ方や別れたその後の状況などにより、関係性にも影響することがあります。
結局復縁した
相手のことを好きでも別れることを決断したままでは、未練や別れたことへの後悔が残り続けるためもう一度やり直すために復縁します。
どちらも相手に対して恋愛感情が冷めたわけではないので、少しでもその思いがあることでいかに大切な相手だったのかと日常生活の中で確信するのです。
別れたからこそ本当の気持ちに気付くということはよくあることなのかもしれませんね。
友達として関係を続ける
いい関係性を築けていたからこそ、お互いのことを思って別れを選ぶことになった二人は恋人に戻ることがなくても、その後の関係も良好なままいられることもあります。
人として尊敬・信頼できる相手だからこそ、友達として関係性が変わるのです。
ただ、どちらかが新しい恋人ができればその恋を応援するために少しずつ距離を置き始めることもあるでしょう。
セフレ関係になる
好きで別れているからこそ、時間が経ってまた会うようになると疑似カップルのような関係やセフレになってしまうこともあります。
別れても気持ちが残っている、居心地がいい相手だからこそその気持ちに甘えてしまうこともあるのです。
腐れ縁のような中途半端な関係が続いてしまうことで、気持ちも中途半端な状態になってしまいます。
完全に関係が切れた
どんなに好きな人だったとしても、交際中にあった問題が別れの原因になっている場合、復縁も友人としての関係を再構築することは難しいこともあります。
「復縁してもまた同じことを繰り返すだろう」「ズルズルと中途半端な関係を続けても将来性がない」など別れたことをしっかり受け入れて完全に関係を断ち切るのです。
関係性の理解度の高さや感情だけでなく一歩下がって全体を見ることができる判断力があるのかもしれませんね。
新しい恋や環境に向けて進んでいる
別れたその後に新しい恋や環境に向けて前向きに進んでいる方もいます。
新しい恋や環境に触れることで過去の恋愛を忘れることもでき、新たな人生観が広がっていくのです。
過去は過去と清算して、今置かれている状況を原動力にしているのでしょう。
お互い好きで別れたその後の関係性としては、大まかに分けるとこのように4つのパターンになります。
嫌いになって別れている訳ではないので、基本的に悪い関係性になることはあまりないのかもしれませんね。
別れることはネガティブに捉えられがちになることもありますが、自分自身の本当の気持ちに気付かされるきっかけにもなるので一概に悪いとは言えそうにないですね。
お互い好きなのに別れを悩む時

これまではお互い好きなのに別れたカップルについてお話してきましたが、今まさに別れるかどうか悩んでいる方もこの記事を読んでいるかもしれませんね。
他のカップルの事情とは違う問題や悩みを抱えている場合、さらに別れることへの決断が難しいと感じているかもしれませんね。
別れてから後悔するのか、別れて正解だと思うのかは実際に別れてみないと分からないことなので、まずはあなた自身の気持ちに正直に向き合ってみて下さい。
別れた後に復縁を求めないか
別れたその後に後悔や未練があり、復縁できたカップルもいますが全てのカップルがそうなったわけではありません。
あなたが別れを切り出すことによって、相手が気持ちが冷めて新しい恋に進むことも考えられます。
感情的な状態であるほど後悔する可能性も高まるため「本当に別れて後悔しないか?」「自分から別れを告げたのに、復縁を求めるようなことはしないか?」と考えてみて下さい。
別れを告げる言葉や行動に責任と覚悟がなければ、まだ別れを決断しない方がベターでしょう。
相手の欠点ばかり見ていないか
別れを考える時はだいたい相手に不満などネガティブな感情でいっぱいになっていることがあります。
相手の欠点ばかりに注目し過ぎがちになるので、一度長所にも目を向けてみましょう。
相手がしてきてくれたこと、自分にはない相手の魅力など楽しい・嬉しい・幸せと感じられた瞬間を思い返してみて下さい。
そんな相手と別れて後悔しないと断言できるか、冷静に考えてみましょう。
依存していていないか
彼氏・彼女に依存している場合は、全体の人間関係においても視野を広げて考える必要性があります。
「友人や自分の時間までも削って恋人との時間を優先していないか?」「恋人の気持ちや考えを優先させ過ぎていないか?」「彼氏・彼女がいることに安心していないか?」自分に問いかけてみて下さい。
もしその全てが当てはまるのであれば、愛情というよりも依存に近いかもしれません。
それほど思える相手がいるのは素敵ですが、もっと視野を広げて周りにいる人や自分の気持ちを大切にすることも考えてみましょう。
将来的な話し合いをする
別れを選んだ理由の中に結婚観の違いがあったように、将来的な話し合いができているか振り返ってみて下さい。
相手が結婚や子供などに対してどんな意見を持っているのか、あなたも同じような意見なのかすり合わせてみることが大切です。
今のまま交際を続けても問題がなくても、将来的に考えるタイミングは必ず来るはずです。
早い段階で結婚観のズレがあると分かっていれば、次の恋に進むべきかもしれないのであなたの時間や気持ちを無駄にしてしまわないように将来的な話し合いをすることも重要なことなのです。
友人・家族への相談
別れることに迷いがある時に一人で悩み続けてしまうと精神的に疲れてしまうこともあります。
信頼できる友人や家族に相談して、意見を聞くことであなたの気持ちが固まることもあります。
第三者目線の意見は新たな発見にも繋がるだけでなく、打ち明けることで自分の気持ちに素直に向き合うことができるでしょう。
別れた後の将来的ビジョン
別れることだけに着目せずに、その後の事も考えることも大切です。
別れた後、これからやりたいことなど前向きになれることを想像しておくことで別れることに対して引け目を感じることが緩和されやすくなります。
仕事や趣味、友人との時間や新しい恋愛など別れてからの新しい人生についてのビジョンを設計しておくと、その後の行動もスムーズに行きやすくなるでしょう。
お互い好きだと分かっていても、別れることに悩む時は現状の気持ちに着目しないことが一番大切です。
先々のことを見据えて、二人のことを俯瞰して見ることで新たな考えが生まれてくるはずです。
お互い好きなのに別れたカップルの経験談も参考にしつつ、もう一度よく考えた上で決断してみて下さいね。
まとめ
お互い好きなのに別れを選んだカップルの理由やその後の気持ちや関係性の変化を見て、どう感じましたか?
「好きなら別れなければいいのに」「本当に後悔しない?」と思った方もいるかもしれませんが、カップルには様々な事情や考え方があるものです。
「好きだからこそ別れて正解だった」「別れたからこそ気付いたことがある」と別れることがきっかけで新たな発見もあるものなんだなと感じました。
今恋人との別れを迷っている人にとっても、その後の事が想像できて、いいヒントを得られていれば幸いです。