いつも文句ばかり言う人の言葉に傷ついたり、悩ませられたりすることはありませんか?
たまに愚痴をこぼすことは誰にでもあったとしても、毎回となれば「なんでいつも文句ばかり言うんだろう?」「もしかしたら精神病なんじゃないかな?」と疑問を感じることもあるかもしれませんね。
ストレス社会と呼ばれる現代では精神状況がむしばまれ、精神病による影響で人に攻撃的な発言や否定的な発言を繰り返してしまう方も実際にいます。
学校や職場だけでなく、SNSなど見知らぬ人からの発言によってあなたの心を守るためにも文句ばかり言う人の特性や対処法を詳しく解説していきますので是非活用してみて下さい。
文句ばかり言う人の心理状況や特徴

文句ばかり言う人には共通した心理状況や特徴が見られることがあります。
普段の発言内容や行動にこういったことが当てはまっていませんか?
承認欲求が強い
「人から注目をされたい」「誰かに認められたい」という承認欲求が強い人は、文句を通して注目を集めようとすることがあります。
承認欲求の強さから、面白おかしく文句を言って笑いや共感を誘うことや自分の言い分が正しいと周りを味方に付けようとします。
一時的に注目や共感を得られたとしても、文句ばかり言い続けているうちに、人としての信用や信頼を失ってしまうことがあるのです。
被害者意識が強い
被害者意識の強さは、文句や言い訳という形に変わることがあります。
人からの発言や行動に対して「〇〇って言われてさぁ、本当ムカつく!」「あの人っていつも〇〇してくるから、ウザい!」など相手にされたことに対してあたかも被害者のように振る舞うことがあります。
その発言が事実の場合もありますが、ふたを開けてみたら、その原因が本人にある場合やそこまで大袈裟なことでもなかった場合もあるのです。
被害者意識が強い人は、自分を正当化させようとしたり、周りを味方に付けようとする傾向があります。
でも結局は、常に人のせいにしたり、言い訳ばかりをして論点をずらそうとすることが多く、周りからの信頼を失う羽目になるのです。
忍耐力が低い
忍耐力やストレス耐性の低い人は、日頃から文句を言いがちです。
日常的にこういった文句が出ることはありがちですが、一時的な文句を言って気持ちを発散させる錯覚をしているだけで、根本的な解決にもなりません。
だからこそよりストレスが溜まり、グチグチと文句ばかり言うのでしょう。
また、その文句ばかりを聞かされる周りも不快でしかなく、関係が悪化することはよくあることです。
嫉妬心が強い
周りに対して感謝や褒めることができない嫉妬心の強さから文句に繋がることもあります。
負けず嫌いなタイプや劣等感を見せないように「自分の方が優れている」と錯覚しているのです。
「たまたまできただけでしょ?」「なんであの人が評価されるの?何にもしてないじゃん!」など他人を批判することで安心感を得たいのでしょう。
ただただ文句ばかりを言い、嫉妬をむき出しにしていることや自分の評価が下がっていることにも気付かずにいるのかもしれません。
完璧主義
完璧主義な人は頭が固く、「〇〇でなければいけない」というプレッシャーを自分にかけ過ぎています。
だからこそ少しのミスや失敗も許せず「これじゃ全然ダメ!」「なんでもっとこうできないの?」と相手にも完璧さを求めがちになります。
臨機応変にできない人や責任感が異常に強い人などもこれに該当し、自分の理想から一歩でもそれると不満やストレスを感じ文句ばかりを口にしてしまうのです。
文句ばかり言う人の特徴を見てみると、周りに一人くらい該当している人はいませんでしたか?
発言内容によって、その人の心理状況があらわになっている場合もあるため、「だから文句ばっかり言うんだな」と腑に落ちるところもあったかもしれません。
文句や愚痴は日常的に誰もがポロっと出てしまうこともありますが、異常なほど文句ばかり言う人は精神状況が他の人よりも大きな違いがあるのかもしれません。
文句ばかり言う人は精神病の可能性も?

誰だって不満や愚痴も吐きたくなるものですが、「そんなに言う必要あるかな?」と異常さを感じる場合、精神病(精神疾患)などが影響している場合もあるのです。
精神病の影響で感情のコントロールが難しくなり、攻撃的な発言や態度になってしまっていることを本人も理解していない場合もあるため、その特徴などを知っておくと良いでしょう。
自己愛性パーソナリティ障害
自己愛性パーソナリティ障害は、「自分が特別である」「称賛されたい」という気持ちが強く、他人を見下すような発言や態度を繰り返してしまいます。
強い不安や怒りを感じると感情のコントロールがうまくできず、攻撃的になりやすく、周囲が精神的に疲弊しやすく、人間関係のトラブルに繋がりやすくなります。
幼少期に特別扱いされ過ぎてきたことで傲慢さになったタイプと厳格な親や過酷な環境で過ごしてきたからこそ自分を誇張させて補おうとするタイプと分かれ、自分が自己愛性パーソナリティ障害だと認識することや治療も難しい場合があります。
境界性パーソナリティ障害
境界性パーソナリティー障害は、感情の波が激しく常に不安や恐怖を抱いています。
感情のブレーキが利かず、急に怒りをあらわにしたと思いきや、急に泣き出したりと周囲はその感情について行くのが難しいでしょう。
「自分なんて…」と卑屈になり過ぎて、過食や散財、恋人への執拗な依存、自傷行為など極端な行動に走ることもあります。
原因として、幼少期に愛情を与えられなかったり、いじめや暴力などのトラウマやフラッシュバックなどに襲われ、自分の理想とかけ離れた現実が受け入れられず境界性パーソナリティー障害になってしまう場合が多く、長期的な治療が求められます。
人や物事に対してネガティブな思想ばかりになりやすいからこそ、文句や不満、悪口ばかりを放ってしまうのです。
受動攻撃性パーソナリティ障害
文句ばかり言う人は言葉として伝えるだけでなく、明らかに不満そうな態度で不機嫌さを表現するタイプもいます。
それが受動攻撃性パーソナリティー障害に該当する場合もあります。
育ってきた環境の中で感情表現がうまくできなかった人や我慢を虐げられてきた人は、自分の中で溜まった不満やストレスをうまく言葉で表現できないからこそ、態度や嫌な行動、遠回しな拒否を取って間接的に文句を伝えるしかないのでしょう。
受動攻撃性パーソナリティー障害も、精神的に根深い問題があるからこそ長期的な治療が必要になります。
反社会性パーソナリティ障害
反社会性パーソナリティ障害は、ルールやモラルを無視した行動や攻撃的で相手を傷つけたとしても罪悪感が乏しい精神病の一種です。
イライラしやすく、衝動的な発言や行動だけでなく、窃盗や人を騙すなど法に触れるような行動までもすることがあります。
その背景には、幼少期の虐待や育ってきた環境が影響する事があります。
本人に問題意識がないことが多く、特効薬などもないことからカウンセリングや行動療法もしくは年齢的な落ち着きを待つといったことで改善を望むしかないのです。
ASD(自閉スペクトラム症)
ASD(自閉スペクトラム症)は、脳機能の偏りにより、強いこだわりを見せたり、コミュニケーションがうまく取れない発達障害の一つです。
「今はこの発言は控えておこう」「相手が傷つくかもしれないから言い回しを変えよう」と調整しようとするのが一般的な考えになるかと思いますが、ASD(自閉スペクトラム症)の方は悪気なくストレートに言葉を向けてしまうことがあるため、「なんでそこまで言うの?」「空気が読めないやつ」と受け取られてしまうのです。
先天的な特性が多いことから、大人になって周囲からの反応や孤立によって気付くケースが多く、心療内科や精神科などでの専門治療や小さな変化から順応させなければいけないということがあります。
うつ病・不安障害
うつや不安障害によって、精神状況が不安定となり、攻撃的になってしまう場合もあります。
一般的にうつや不安障害のイメージとして、気分が落ち込んで、ネガティブな言葉ばかりをいうことや行動をしなくなる人を想像する方もいるかと思いますが、脳内の神経伝達物質の乱れから怒りっぽくなることや嫌味や皮肉など性格が変わったかのように見える場合があります。
しかし、本人自身も精神状況の変化に追いついておらず、自己嫌悪や自暴自棄になって負のループに陥ってしまうのです。
薬物治療や精神療法、栄養や睡眠改善など様々な治療方法があるため、長期的に取り組むことで改善の兆しが見えてくることもあります。
アルコール依存症
アルコール依存症によって、イライラ、記憶喪失、うつ状態、社会的トラブルなど様々問題が起こります。
飲酒が抑制ができないだけでなく、感情のコントロールも難しくなり、暴言や暴力にも繋がり、やがて人間関係が破綻してしまいます。
専門機関で減酒外来、心療内科などで改善をさせることは可能ですが、アルコールへの依存度が高くなるほど簡単に進まず、また振出しに戻るということは良くあります。
本人は初期段階では依存症に陥っていることに気付かないケースが多いため、ストレスをお酒で解消させようとしている人や飲酒の量が以前よりも確実に増えていると感じた場合、相手が落ち着いている状態に話し合いや治療を進めてみることで重度の依存症になることを抑制させられるかもしれません。
認知症
認知症には、忘れっぽい、判断力の低下、徘徊など様々な症状が表れますが、怒りっぽくなることもあります。
前頭葉の委縮により、不安や混乱によって感情のコントロールができず、怒りを抑えられなくなるのです。
認知症の初期症状として、怒りっぽくなるケースが多く、以前と少しでも変化を感じることがあれば、見逃さずに寄り添って接してみることや落ち着くまで少し距離を保つなどしてみることで、認知症の早期発見や怒りの原因が見えてくる可能性もあります。
ただ文句を言っているだけではなく、精神病が関与している場合もあります。
ストレス社会と言われる現代だからこそ、誰にでも起こり得ることなのです。
精神病の特性を少しでも理解しておくことで、相手の異変に早く気付くこともあるでしょう。
もちろん、これらのことは他人事ではなく、あなた自身が患う可能性もあるため、気持ちや行動が今までと違う気がすると感じた時点で、自分を癒すことや誰かに話してみるなどをするようにするといいでしょう。
文句ばかり言う人の末路

誰だって文句や愚痴が言いたくなることだってあるのもです。
しかし、文句ばかりを言うことでこんな末路を迎える羽目になるでしょう。
もし「自分はそんなことにならない」と感じていたとしても、何かのきっかけで人間関係やトラブルに繋がるかのうせいがあるため、日頃の発言や態度には注意しなければいけません。
人間関係が悪化し、孤立する
グチグチと文句ばかりを言う人や悪口などを言う人にいい印象を持つ人はまずいないでしょう。
聞いている側にとってもストレスになり、「この人文句ばっかりで疲れる」「性格悪すぎ」「きっと自分のことも他で言っているんだろうな」と社会的信用を失うことや文句が原因で人間関係のトラブルを引き起こし、やがて孤立していくでしょう。
孤立することで精神状態が悪化し、不満などを抱きやすくなってしまうでしょう。
懲戒処分・失業のリスク
職場での文句や失礼な態度を繰り返すことで、社内での信用を失うことになります。
仕事を任されなくなることや企業業績に悪影響を及ぼすこともあります。
また発言によっては、パワハラ・モラハラだと訴えられることで、異動辞令・懲戒処分、最悪の場合は退職や解雇に繋がる場合もあります。
家庭の破綻・離婚のリスク
家庭内で文句ばかりを言うことで、配偶者や子供への心理的ダメージを与えることになります。
夫婦で言い争いになることや子供も同じような思想になり攻撃的な性格になるなど様々な影響を及ぼします。
文句ばかりを言うことで家庭内の雰囲気や関係性が悪くなり、別居や離婚などのリスクが高まることもあります。
提訴されるリスク
SNSでの発言であっても、社会的信用を失うことになります。
否定的なコメントや誹謗中傷により、フォロワーの信用を失うことや炎上などのトラブルに繋がりかねません。
ネット上に発したコメントは消したとしても、発信者情報開示請求で投稿者を特定され、法的措置を取られることがあります。
提訴されることになれば、友人や職場などの信用を失うことにも繋がるでしょう。
文句ばかり言っていると、人からの信用を失うだけでなく、自身の生活環境や精神状況まで悪い方向へ向かわせてしまうことになるのは言うまでもないでしょう。
言葉の持つ力は、最終的に自分に返ってくると考えた上で、発言や行動をしなければいけません。
文句ばかり言う人への対処法

文句ばかり言う人と関わるだけで、ストレスの原因になってしまいます。
ただ、相手の性格や価値観、精神状況を変えることは難しいからこそ、対処法を身に着けて自身を守ることが重要です。
関わりを持たない
文句ばかり言う人と関われば、あなたの気分や精神状況を害してしまうでしょう。
だからこそ、極力関わらないことが一番です。
ネガティブな言葉や感情は受け取った側にも伝染しやすく、不満を感じやすくなることがあります。
あなたの心を守るために、相手の言葉に耳を傾けないように一定の距離感を保って過ごしてください。
文句を否定しない・話を遮らない
文句ばかり言う人に「それは言い過ぎじゃない?」と否定することや「私も〇〇でさ~」と話しを遮ることは火に油を注ぐことになりかねません。
文句ばかり言う人は一時的な感情やストレスを口にすることや自分を正当化させたい、優位に見せたいなどといった心理状況であるため、否定されればさらに強い口調になることや話を遮るあなたに対して不満を抱くことがあります。
否定も肯定もせず「言わせておけばいい」くらいに放っておき、気持ちが落ち着くまで反応しない方が身のためです。
落ち着くまで待つ
真剣に文句を聞き入ってしまえば、あなた自身が疲弊します。
文句ばかり言う人も一定の文句を吐ききれば、沸点が収まっていきます。
相手の文句に対して必要以上に共感をしてしまえば、さらに熱量が高まってしまうことがあるので「そうなんだ」「大変だね」「当人じゃないからちょっとわからないな」とただ聞き流しておくといいでしょう。
あからさまに興味のなさそうな態度をすると不満や怒りを持たれてしまうことがあるので、相手が落ち着くまで聞いている雰囲気を演じておきましょう。
話題を逸らす
文句ばかり言う人だと理解していれば、相手が何か不満げな雰囲気で言葉を発しようとしたり、愚痴が出始めたら、ポジティブな話題にすり替えるのも雰囲気を変えることができます。
相手の好きなことや興味があることなど相手の気持ちが明るくなるような話題であれば、会話を楽しく進められることもあります。
相手の気を逸らすテクニックを身に着ければ、あなたも相手も嫌な気分になることも少なくなるはずです。
質問を投げかける
相手の文句に対して否定したり、自分の意見を伝えるよりも、質問を投げかけてみると相手を冷静にさせることもできます。
ただ文句を言っていても何の解決策にもならないからこそ「じゃあ、具体的に何をしたらいいと思う?」と相手に考える時間を与えることで解決策に対する思考に切り替わります。
感情論ではなすのではなく、論理的な話にしてみることで相手の感情が落ち着き、冷静に話しやすい空間に切り替わることがあります。
自分の気持ちを伝える
文句ばかり言う人に疲弊してしまうからこそ、自分の気持ちを伝えることも必要です。
「私、悪口とか話すのは好きじゃないな」「〇〇さんの〇〇な話を聞かせてもらいたいです」など、相手を否定や批判せずに、主語を自分に置いて話すことであなたの気持ちがストレートに伝わりやすくなります。
もし、相手が以前よりも性格がキツくなったり、感情が不安定だと感じた場合「前と何か違った印象に感じるけど何かあったの?」と優しく寄り添って相手の奥底にある本音を知る姿勢を向けても良いでしょう。
しっかり話すことで相手の精神状況がより鮮明に浮かび上がってくることで、うつや認知症などの可能性に気付けるかもしれません。
文句ばかり言う人への対処法は基本的に相手のペースに乗らないことが一番です。
言葉やその場の空気感は相手にも伝染しやすくなるからこそ、ネガティブなものを全てあなたが受け止めてしまうとあなたも相手と同じような思想や言葉を発してしまうようになるかもしれません。
だからこそ感情が飲み込まれないように壁を作って自分の心をしっかり守りましょう。
長年の友人や家族など、元々の性格を知っていて、以前と違いが出ていると気付いた時には、相手に寄り添って精神病の疑いを持って接してみると原因が突き止められることもあります。
関わりが浅い人ならば関係を完全に切る、仕事などで関わらなければいけない人ならば一定の距離感を保つ、大切な人であれば相手の改善に努めてみるなど関係性によって対処法も考えてみるとよいでしょう。
まとめ
日常生活の中で不満や愚痴をこぼしたくなることは誰だってあるものですが、あまりにも文句ばかり言う人にストレスを感じる方もいるでしょう。
単なる性格や価値観の違いの場合もありますが、精神病を患っている可能性もあります。
ストレス社会と言われる現代において、精神病になることは意外と身近だったりすることもあるため、特性を理解しておくと自分の心を守ることもできるでしょう。
もし身近な人で以前との違いに異変を感じるのであれば、少し様子を見る必要もあります。
どうしてもあなたの精神にまで影響が及ぼす可能性があるのであれば、距離を保つことをして過ごしてください。
