兄弟姉妹に囲まれず、親からの愛情を全て受け、のびのび育ってきた一人っ子。
一人っ子に対して「優しい」「わがまま」と両極端な意見が出ることもあるようですが、本人はどんな性格や価値観を持っているのでしょうか？
今回は、一人っ子女性に注目し、特徴や恋愛の傾向について深堀しました。
周りにいる女性についてや兄弟姉妹がいるから一人っ子の考えが知りたいという方は是非参考にしてみて下さいね！
一人っ子女性の特徴
晩婚化などによってここ２０年ほどで、一人っ子の割合は２割ほど増えたそうです。
そのため、最近では一人っ子と出会うことも増えたのではないでしょうか？
兄弟姉妹がいると、一人っ子に対して様々な意見が飛び交いますが、どんな性格でどんな特徴があるのかいくつか挙げてみました。
一人っ子と言っても、家庭環境によって大きく異なるため、該当しない項目もあるかと思いますが是非チェックしてみて下さい。
アテンションガール
一人っ子は常に親を独り占めできてきたため、注目されることが普通です。
そのため「誰かから褒められたい」「グループでの中心人物でいたい」など大人になってもアテンションガールであることが多いでしょう。
自己主張が強めだったり、甘えん坊だったりと何かと人に訴えるものが多いことがあります。
マイペース
兄弟姉妹がいなかったため、誰かに合わせることや譲ることもなかったため基本的に自分のペースで何でもやってきた一人っ子。
協調性が弱めで、周りの気持ちを考えることやペースを合わせることができないこともあります。
もちろんこれは親の教育方針によっても大きく異なります。
完全に甘やかされ場合は自己中気味になり、厳しく育てられたら我慢や周りの考える姿勢を持つことがあります。
ただどうしても、兄弟姉妹がいないからこそ結局は自分の思うようにできてしまうことが多いです。
独占欲強め
幼少期から全てのものは独り占めできてきました。
欲しいものや人からの注目は誰にも奪われることがないため、「全て自分のモノ」となり独占欲や執着が強くなることもあります。
他人と共有したり、貸すこと、奪われることが苦手もしくは嫌う傾向になります。
独占するだけでは物足りず、人のものを羨んだり、欲しいと思ったら奪おうとすることもあるタイプもいるようです。
１人時間をうまく過ごせる
兄弟姉妹がいないことで、親と過ごすことばかりですが親も仕事や家事などで遊べない時間もあるため、１人で過ごすこともよくあります。
そんな時にどう楽しむのかがうまくなっていきます。
大人になってからも１人時間を有効活用する事ができます。
一人っ子が当たり前の環境であったため、寂しいという感覚を強く持たずむしろ気楽で好きだと感じていることもあります。
寂しがり屋
１人でいることに慣れてはいるものの、周りで兄弟姉妹の話を聞くことが羨ましく感じたりする方もいますね。
また親が仕事で忙しく１人の時間が多過ぎて寂しい思いをしてきた方もいるでしょう。
もしくは親にたっぷりの愛情を注がれてきたからこそ常に誰かの愛情があることが当たり前なので、１人行動ができないタイプもいます。
「１人でいることが多かった」「周りの人が構ってくれた」と環境が大きく異なっても、誰かと一緒にいたい、甘えたいと寂しがり屋な性格になることもあるのです。
平和主義
兄弟姉妹がいればケンカをすることがありますよね？
一人っ子の場合ケンカをする相手がおらず、ケンカの仕方や仲直りの仕方が分からない方もいます。
ケンカ相手になるのも結局親だったりしますが、大人と子供では勝ち目もなく、ケンカする意味がないと争うこと自体諦めがちだったりもします。
そもそもケンカや争いをする空気感を苦手とする方もいるので、温厚で平和主義なタイプも多いです。
計画が苦手
何かを決めることや計画を立てることが苦手なタイプもいます。
多くのことを親が決めてきた場合、決断力や計画性がなく、１人で出来るか不安になることや最後までやり通すことができないこともあるようです。
誰かのサポートがなければうまくできない不器用さや甘えが備わってしまうのでしょう。
自己中・わがまま
親の愛情をたっぷり受け、やりたいことや買ってもらいたいものなどどんな願いも叶えれてもらってきた一人っ子女性の場合、全てが自分中心でいきているのでわがままに感じることも多いでしょう。
いい意味でも悪い意味でも自由奔放で周りを振り回すことや周りと合わせないこともあります。
大人になっても周りの人が自分の為に何かをしてくれるのは当然と捉えてしまっている行動を起こすことが多いと、「一人っ子＝自己中・わがまま」なんてレッテルを張られてしまいがちになるのです。
自立している
同じ一人っ子でも家庭環境の影響によって性格に違いがでます。
先ほど紹介したように、１人では何もできない甘えん坊な性格になる方もいれば、精神的に自立していて人に頼らず自己解決ができる方もいます。
厳しい教育や周りに頼ることができなかったからこそ、結局何もかも自分でしなければいけなかったという環境などが影響されたのでしょう。
周りに相談することや悩みを打ち明けずに前進していく強いタイプもいるのです。
比較を嫌う
一人っ子は常に自分軸が備わっており、誰かと比べられることがなかった為、比較されることを嫌う傾向もあります。
比較される対象がいなかったため、自分の価値観に信念を持っている方もいます。
「マイペース」「わがまま」「自己中」と思われがちになってしまうこともありますが、人の価値観と自分を比べない、無理に合わせる必要がないからこその行動があるからなのかもしれないですね。
金銭感覚が違う
一人っ子はすべてが自分のものになるため、欲しいものややりたいことを親から与えてもらってきています。
もちろん我慢しなければいけなかったこともありますが、兄弟姉妹がいる方たちよりは少ない傾向があるでしょう。
お小遣いを多くもらえていたり、多くの経験をさせてもらっているからこそ大人になってもその価値観が変わらず、周りと持っているものや値段に対する感覚が違うこともあるでしょう。
一人っ子でも、親の教育方針や家庭環境によって本人の性格が左右されます。
わがままになるタイプもいれば穏やかで大人びたタイプなど様々いるので面白い違いですね！
兄弟姉妹がいたとしても同じようなタイプになることがあるので、「一人っ子＝自分の価値観」を決めつけるのは古い考えかもしれないですね。
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一人っ子女性の恋愛傾向
一人っ子女性の性格が様々あるように、恋愛傾向も特徴があったりするのでしょう。
兄弟姉妹がいれば恋愛に対する価値観が影響されることもありますし、異性を身近に感じられるのは親くらいなので恋愛に対する考え方や気持ちの伝え方が一人っ子ならではの傾向があるかもしれないですね。
年上好き
一人っ子は家庭内では親しかいないので、大人の会話や価値観を間近で感じてきました。
だからこそ大人びた感覚や年上に対する安心感などを持つことがあり「年上キラー」だなんて言われることもあります。
もちろん年下を好きになったり、付き合う方もいますが、妹弟がいないからこそ年下の扱い方がわからないという方が多いことがあるようです。
甘え上手
大人に対する接し方が自然と身に付く為、甘え上手な傾向もあります。
日頃から親に対して「どう甘えたら機嫌がよくなるのか」「どんな風にお願いしたら自分の要望が思い通りになるか」などのスキルが備わっていくのです。
素直さやちょっとした計算高さから自然に甘えることができるので、相手も快く受け入れちゃうのでしょう。
わがまま
自由気ままなお嬢様タイプは、わがままさは恋愛にも出ることがあるでしょう。
「あそこに行きたい！」「あれ買って欲しい！」など何かとリクエストが多いかもしれないですね。
恋人という存在は、親とはまた少し違う愛情を自分に向けてくれる人なので、「注目を独占したい」「願いを叶えて欲しい」という欲求が出やすくなるのかもしれないですね。
束縛が強い
恋人に対して束縛や独占欲が高まることもあります。
自分に対する愛情を求めるだけでなく、兄弟姉妹がいなかったからこそ存在が大きく失うのを恐れやすくなるのでしょう。
常に相手の行動が気になってしかたなくなること、相手の気持ちの変化に敏感になることなど様々な気持ちが湧き出るのです。
特別な存在だからこそ大事にしたい気持ちが強くなりすぎてしまうのかもしれないですね。
穏やかな恋愛を求める
兄弟姉妹がいなかったので、誰かと大きなケンカをすることもなく平和で温厚な日々を過ごしてきた方は、恋愛においても穏やかさを求めることがあります。
感情的になるタイプよりも大人っぽさや自立をしている人に魅力を感じるのも一人っ子ならではの環境がそうさせたのかもしれません。
大切な人と争うことなく、自分らしくいられることを恋愛に求めることもあるのです。
一途
たっぷりの愛情を親から注がれてきたからこそ、同じように恋人に愛情を一途に向けることもあります。
独占欲があることも影響するかもしれませんが、なるべく揉め事にならず平和的で長期的に付き合い続けられるように相手に対しての配慮も欠かさないです。
集中的な愛情を注がれてきたからこそ、それが重く感じてしまう方もいるかもしれませんがお互いが一途なタイプであればいい関係になることでしょう。
理想が高め
お姫様的扱いを受けてきたからこそ、ロマンチックな恋愛を求めたり、自分の思い描いた相手と付き合うなど理想が高めだったりもします。
親のように自分に愛情をたっぷりむけてくれること、わがままも全て受け入れてくれる器の大きな人など、性格や容姿などに対して求めることが多いのかもしれないですね。
恋愛に対して夢見がちでドラマや映画のような情熱的な恋愛、容姿や性格など自分のタイプを追い求めるなど何かと理想とする項目が多い傾向があります。
親に相談しがち
家庭内で恋愛について話せるのも親しかいないので、親に相談しがちになります。
特に母親は同性であるため、母親の恋愛に対する考え方が影響されることもあります。
もちろん世代が違うので価値観のズレがあるかもしれないですが、絶対的味方である親の助言を参考にすることや親が恋愛に対する制限をかけることもあります。
親に気に入らないとなれば、考え込んでしまう方もいるのです。
一人っ子女性の恋愛傾向も人それぞれですが、兄弟姉妹がいないため価値観や視野が狭くなりがちになることもあるようです。
ただ、一人っ子だからこそ真っ直ぐな愛情を向けて欲しいこと、向けたいということが人一倍強いこともありますので、彼女の気持ちをよく理解し向き合ってあげることが大切かもしれないですね！
＞＞関連記事 過保護に育てられた女性との恋愛は難しい？男性の正直な本音を紹介！
一人っ子女性との相性
一人っ子という環境であったため、兄弟姉妹がいる方と少し違う感覚を持ち合わせることもありますので、恋愛においての相性も良い・悪いがあるかもしれないですね。
もちろん性格、家庭環境からの影響や本人の恋愛への価値観もそれぞれですので、相手の思いや考えを知ることで相性が良くなっていくこともありますね。
良い相性
親からの愛情を独り占めできていたからこそ、恋愛においてもしっかりと向き合えることを強く望む方が多いでしょう。
彼女の居心地の良さを作ってあげることで、彼女からも目いっぱい愛情を受けられ、お互いが良い関係性を築けられるヒントになるかもしれないですよ！
包容力のある人
親からの愛情を十分に受けてきたこと、同世代の兄弟姉妹がいないことで大人の価値観を受けやすかったことから、包容力がある人に対して安心感を感じます。
もちろん自分にだけではなく、周りの人に対しても優しさを向けられる人に対しても信頼感が高まります。
心に余裕のある人は自分より年上になることも多いため、一人っ子女性が年上好きになるのもこういった理由が強くなるのでしょう。
ペースを尊重してくれる人
わがままタイプな一人っ子女性の場合は、どうしても自分中心になりやすい傾向があるためペースを尊重してくれる人を好みます。
彼女の気持ちや考え方を理解してくれることができるといい関係になります。
自由奔放さもあるので適度な距離感を作ってくれる余裕があると、ケンカなどになりにくくなるでしょう。
相手側も恋愛中心過ぎないことを好む場合、お互いがつかず離れずくらいの丁度いい関係となるのでストレスになりにくくなります。
ストレートな愛情表現ができる人
お姫様気質なこともあり、真っすぐに愛情を向けて欲しいと感じる女性の場合は、言葉や行動で愛情を表現して欲しいと求めます。
これまで親からの愛情を独り占めしてきたからこそ、はっきり表現されないことにもどかしさを感じやすくなります。
照れくさいこともあるかもしれませんが、「言わなくてもわかるでしょ？」は一切伝わらないのではっきり言うようにしてあげて下さいね！
悪い相性
一人っ子女性と悪い相性は、自分が求めることを同じように求めてくる人や親にされて嫌だったことやされてこなかったからこそギャップを感じることもあります。
嫌がることは一緒にいれば、分かりやすく反応してくることもあるのでちょっとしたリアクションを見逃さないようにしておくといいですね。
自己中な人
これまで自分のペースを邪魔されることや我慢することがなかったので、自己中な人とは相性はやはり微妙になるでしょう。
お互いが自己主張し過ぎるとケンカになることやどちらかが不満やストレスを抱えてしまいます。
子供っぽく身勝手さがある人、周りに迷惑を掛ける人にはそもそも興味や好意を抱くこともないでしょう。
甘えん坊気質な人
一人っ子女性は、家庭内で年上の存在としては親がいますが、年下の存在がいないため甘えられてきた経験がありません。
自分が甘える側だったからこそ甘えられる感覚が分からないことや違和感を感じることもあります。
どちらかというと頼りたいタイプが多いこともあるため、バランスが難しいこともあるでしょう。
もちろん面倒見の良い性格の方もいますが、あまりにも甘えることばかりされるとストレスを感じてしまうこともあるかもしれないですね。
押しつけがましい人
親が何でもさせてくれた人は、口うるさい人やケチな人を好まないことがあります。
何に対しても否定的で、自分の意見が正しいと押し付けられるとストレスを感じます。
自分のやりたいようにさせてもらえないことは特に嫌う傾向があるので、女性の意見を尊重できないとなれば長く付き合うのは難しくなるでしょう。
一人っ子女性の良い相性・悪い相性をそれぞれ紹介しましたが、やはりこれも女性の性格や家庭環境によって異なります。
ただどうしても兄弟姉妹がいる方とは感覚が少し異なる部分が多いので、すぐに全てを理解することはむずかしいかもしれませが、彼女の言葉や表情などをよく見ていれば何が好きで何が嫌うことなのかが分かるようになります。
是非この記事によって「そういうことだったのか」「こういう部分もあるかもな」と考えるきっかけになれば嬉しいです。
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まとめ
今回は、一人っ子女性について性格や恋愛傾向について解説してきました。
一人っ子である場合は共感できる部分があるかもしれませんが、兄弟姉妹がいる方にとっては新しい発見もあったでしょう。
最近は一人っ子が珍しいことでもなくなっているので、出会うこともあるでしょう。
兄弟姉妹がいるいないにしても、各家庭それぞれ違うものはあるのでたくさんコミュニケーションを取ってお互いの理解度を深めていくことできっとうまくいくと思いますよ！