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謝らない人は育ちの環境に原因が?特徴・心理に合わせた対策を紹介!

皆さんは、これまで多くの人と関わってきたと思いますが謝らない人っていませんでしたか?

こういう人を見るとなんで素直に謝れないんだろうとモヤモヤすることがあると思います。

言い訳をしたり、人のせいにしたりしていて、悪い気持ちがあったとしても肝心の「ごめんなさい」「すみません」が言えないのは人としてどうなの?と思ってしまいます。

あなたのような謝ることができる人にとっては不思議に思うこともありますが、実は深堀してみると謝らない人には育ちの環境や心の奥底に抱えているものがあるようです。

この記事では、謝らない人の育ちや特徴や心理を解説していきます。

もしかしたら、素直に謝れる人に変えるきっかけになるかもしれないので少しサポートしてあげてみて下さい。

目次

謝らない人の7つの特徴

あなたの身の回りにいる謝らない人は、こんな特徴はありませんか?

謝るどころか言い訳ばかりする

誰が見ても本人のミスや間違いだったとしても、人のせいにしたり、状況のせいにして言い訳を繰り返す人はよくいるでしょう。

もちろん、多少その言い訳が当てはまることがあっても自分に否がないことを主張します。

言い訳ばかり繰り返すので話の観点がズレてきたり、話を逸らそうとする人もいませんか?

「でも…」「だって…」と、確かにすぐに謝れないこともあるでしょう。ただ、結果的に謝れる人と最後まで謝らないタイプとでは大きな違いはありますよね。

謝らないといけないポイントをわかっていない

自分の否を認めない人は、自覚していたとしても謝ることをしませんが、謝らなければいけないことが自分の責任であることとして理解していない人もいます。

例えば周りが謝るように促しても「ん?私が悪いの?」「どうして?何かした?」という驚いた反応をすることがあり、周りは「自覚してなかったの?」とさらに驚きますよね?

本当に理解していないタイプもいれば、気付かぬフリしてスルーしてやり過ごそうとするタイプも実はいます。

謝らなければいけないポイントが分かっていない、スルーしようとする人は観点が周りとズレていたりするので話がややこしくなることもあって面倒に感じる人もいますよね。

その場で謝らずに後で謝る

謝らない人は一切謝らないというわけでもなく、謝れるタイプも中にはいます。

ただ、その場で言えずに相手と2人になった時にだけ謝ったり、「あの時はごめんね」と時間が経ってから謝罪する人もいます。

周りの目が気になったのか、時間が経って冷静に考えた上で気持ちを伝えるとしても、その場ですぐに謝れないという人もいます。

感謝もできない人

謝らない人は、感謝もできない人もいます。

日頃から人に対して感謝と謝罪の気持ちを素直に伝えられないので、周りの評価は下がりますよね。

小さい頃「ありがとう」と「ごめんね」はセットで大切な言葉として覚えてきたのに、いつの間にかその基本すらできない人もいるのです。

許してもらえると思い込んでいる

例えばこんな人いませんか?

いつも遅刻やミスをしても「ごめんごめん、てか○○が…」と謝っている様子を見せるものの、謝っている感じが一切感じない人。

自分はそんな大したことをしていない、相手が特に何も感じていない、許してもらえると思っている人もいます。

ヘラヘラとした態度をしていて本当に謝る気あるの?と感じますよね。

たとえ悪いと思っていたとしても、そのことから目を逸らすタイプもいます。

プライドが高い

プライドが高く、常に上から目線の人は謝ることをしない傾向もあります。

プライドを持つことはいいことですが、「自分は正しい」「間違う訳がない」と偏ったプライドを持つ人は謝ることができません。

日頃からそういった態度でいるので、周りも謝ることを期待していないという考えを持つ人もいるのではないでしょうか?

逆ギレする

謝らなければいけないことを言われて逆に「なんで!?」「謝る必要なんかない!」と逆ギレするタイプもいます。

反論や言い訳を繰り返し「自分は絶対悪くない!」と強く主張したり、感情に任せて怒りその場を立ち去るような人もいます。

どんなに周りがなだめようとしても一切その姿勢を崩さないこともあり、お手上げ状態になってしまうこともありますね。

筆者も友人とケンカしてしまって少しキツイ言い方をしてしまった時に、冷静に考えたときに言い過ぎたな…と反省して謝った経験があります。
無事仲直りすることができましたが、素直にすぐに謝れば良かったと大反省しました。場合によっては関係性が壊れてしまうことも十分あり得ますよね。

>>関連記事 いい加減な人が迎える末路とは?イラっとしたエピソードから対処法も紹介!

謝らない人の育ちや心理状況

では、なぜ素直に謝ることができないのか心理を分解していこうと思います。

実は育ちの背景が大きく左右することもあります。

もし、小さなお子様や多感な時期のお子様がいらっしゃる方には、今後のお子様の人格に関わる大きなヒントになるかもしれませんので参考にしてみて下さいね。

親が過保護で注意されることが少なかった

親が過保護であったり、悪いことをしても注意される経験が少ないと、謝るタイミングが分からなかったり、自分は悪いことをしていないと変に自己評価が高く育ってしまったということがあります。

親が子供に愛情を注ぐのはもちろん当然なのですが、甘やかすことや善悪の違いを正しく教えないのは良くない結果を招きやすいです。

これは親だけに限らず祖父母も関わってきます。

末っ子だから、一人っ子だから、初孫だから…と可愛い子供、孫であることには間違いありません。

ただ、甘やかしたり偏った愛情を与えることで、将来謝れない人にならないように正しい判断ができるようにすることも大切です。

親に厳しくされ過ぎて育った

甘やかされた人だけでなく、反対に厳しくされ過ぎたことによって謝れなくなる人もいるのです。

厳しくされたと言っても、複雑で様々なパターンがあります。

・怒られ過ぎて感情を支配されることで、臆病になってしまったり閉鎖的になり謝れなくなった

・暴言や暴力的な経験で、親と似た怒りっぽい人格になって謝らないようになった

・上下関係を常に考えるようになり、上だと思う人には謝っても下に思っている人を見下し謝らなくなる

親が厳しすぎたり感情的に怒る人である場合、精神が不安定になってしまうことが多いです。

親としては躾の一環だと考えていたとしても、一方的に否定したり怒りの感情を向けてしまうことは人格を歪ませてしまうこともあります。

注意する理由や原因をかみ砕いて伝えることや、本人の気持ちも聞くことが大切です。

子供と言っても1人の人格として尊重し、向き合って話すことで正しいことと悪いことの判断ができる素直な感情を持ってくれるでしょう。

人と関わる時間が少なかった

謝れない人の中には人とのコミュニケーションが多く取れなかったことで、人との距離感や相手の気持ちが汲み取るのが分からない人もいます。

例えば、一人っ子で兄弟・姉妹とケンカすることがなく謝ることやケンカの解決方法が分からない人や人見知りで人との関係を深く取れず相手の気持ちが分からないという人もいるようです。

だからこそ謝るタイミングや原因の解決などができず謝れなくなってしまったのです。

自己表現ができずに育った

我慢を日頃から強いられたり、人と比べられたりと自己肯定感が低く育ってしまうと、自己表現ができなくなる人もいます。

心の中で思っていることを素直に言えない人が多く、謝ることができない人もいます。

周りからの反応や視線が気になったり、ネガティブに考えすぎてしまうため自分の殻に閉じこもってしまう方もいるようです。

謝っても許されなかった経験がある

過去に謝っても許されなかった経験がある人は、その恐怖心や不安から謝れなくなってしまったという人も実はいるのです。

謝ったのに許されず傷ついてしまい、また同じようなことになりたくない自己防衛から謝ることから逃げてしまっています。

だからこそより人との距離感が遠くなったり、溝が深くなるような悪循環も生まれてしまいやすくなります。

完璧主義者に育った

常に自分の考えや行動が正しいと思うと感じている人は、何かトラブルが起きても人のせいにしがちです。

自分が間違うわけがない、完璧なんだと思い込んでいる人は、親から「○○しなさい」「○○でなければいけない」と厳しく言われたり偏った固定概念を埋め込まれてしまうタイプもいれば、裕福な家庭や親が甘やかすことで自分は常に完璧な人生だと偏ったプライドを持ってしまう人もいます。

成績が優秀だった、失敗の経験が少ないという方の中にも自分は人より優れていると他人を見下すような人もいます。

だからこそ原因は自分にないと全て考え、人のせいにしやすい人格となっていくのです。

疾患などがある

謝らない人の中には、アスペルガー症候群やADHD(注意欠陥・多動性障害)、パーソナリティ障害などの精神疾患や人格障害などといった人もいます。

遺伝による影響や先天的な脳の機能不全などのため、空気が読めなかったり、人との関わり方が分からない、謝り方が分からない人もいるのです。

謝らない人になるにも親からの影響や育った環境や経験で大きく影響しているようです。幼少期に形成された人格や先天性のある問題は変えることが難しいこともあり、どう接していいのかと思いますよね。
次の章では、謝らない人とどう向き合い方や。付き合い方を解説していきます。

>>関連記事 クレーマー気質な女性の特徴と心理とは?うまく対応する方法も要チェック!

謝らない人とどう付き合う?

謝らない人の特徴や心理状況を踏まえた上で、ではどのように接したらいいのでしょうか?

謝らない人を見るとイライラすることもあるでしょう、仕事でミスばかりしたり取引先との関係性を修復しないといけないということもあるでしょう。

付き合い方や謝る促し方を紹介しますので、参考にしてみて下さい。

理由を聞いてから、悪いところを気付かせる

どうして人を怒らせたり、嫌な思いをさせたり、ミスをしたのかなど理由を冷静に聞いてみましょう。

恐らくプライドが高いタイプは言い訳から始まるでしょう。

否定ばかりすると徐々に頑なに謝らなくなる姿勢が出やすくなるので、まずは否定しないことです。

本人が話す言い訳も間違っていないのであれば受け入れることも効果的です。

その上でゆっくりと「○○ができてたらどうだったのかな?」「もし逆の立場だったらどう感じる?」と悪いところを気付かせるように話してみて下さい。

反省や罪悪感を感じる様子であれば、「すぐに謝って解決した方がもっと良くなるよ」「○○さんももしかしたらちゃんと話せたらと思っているかもしれないよ?」と素直に謝れるように促すといいでしょう。

謝ることを押し付けがましく言うよりも、謝ることが恥ずかしいことではない、問題解決になることであるというポジティブな要素を含ませてあげるといいでしょう。

はっきり謝ることを伝える

謝らなければいけない原因が全く分かっていないタイプや本心で謝っているように感じない人には、はっきりと謝ることを伝えるといいでしょう。

「いつも遅れて来るよね?なんでなの?」「○○さんこう言われて傷ついていたみたいだよ?」「ここは○○だと言われていたのにできていなかったよ?」と理由を説明して気付かせた上で謝ることを促しましょう。

プライドが高い人にはこの方法は逆効果になりやすいので、その人の性格や特徴に合わせて伝えるといいでしょう。

少し様子を見る

本人がどう感じているのか少し様子を見るのもいいでしょう。

冷静になって考える人もいるでしょうし、悪いと思っていそうでも知らないふりをする、そもそも気付かない人もいます。

少し時間を置くことで気持ちや頭の整理をすることもできますし、注意や指導する側も感情を抑えることもできます。

その上で「さっきのはこうじゃなかったのかな?」「早めに謝った方が後々いいかもしれないよ?」と優しく伝えてあげるとよいでしょう。

一緒に謝る

本人が反省や罪悪感を感じていたとしても、謝りにいくことを躊躇している様子であれば「一緒に謝りに行こうか」と声をかけて上げるのもよいでしょう。

謝ることに対して恐怖や不安、恥ずかしさを感じていることもあるので、誰かが付き添ってくれることで安心したり、謝るきっかけづくりになるので効果的でしょう。

謝り方が分からない人にとっても、どう謝るのか言葉の伝え方や姿勢を学ぶこともできるでしょう。

謝った後、自分を責め過ぎないようにフォローしたり、1人で謝ることがあっても逃げたり怖がらずに正直に思いを伝えれば解決すること、もちろん謝るような発言や行動が減るようにアドバイスすることもいいでしょう。

大人な対応をする

謝れない人を見るとどうしてもイライラすることもあります。

基本的に自ら謝ってくることがないので待っても時間の無駄で問題解決にならないこともあります。

そんな時は、冷静に大人な対応をすると面倒なことになりにくいでしょう。

例えば仕事上でミスをした相手に「任せちゃったこっちが悪かったね」「いろいろやってくれたんだね、ありがとう」など伝えると相手も自然と「すみません」と言いやすくなることもあります。

大人な姿勢を見せることで逆にしっかり反省させることにも繋がりやすくなることや、一方的に責めることをしなくなると関係性がこじれにくくなったり今後素直に謝ってくるようにもなるでしょう。

気にしない

全く謝る気なんてない強気な姿勢を崩さないような人であれば、謝ることを待つあなたのストレスがたまる一方なので気にせずに距離を置きましょう。

距離ができることや、仕事や頼み事を任せる相手を変えることをすると自分の行動や発言を顧みるかもしれません。

他の人が評価されたりすることで、高すぎるプライドが折れることもあるでしょう。

本人が気付くことができれば、すぐに謝罪の言葉が口から出なくても今後の態度を改めるかもしれないのでそっとしておくのもいいでしょう。

その人の性格や行動によって対処法は異なりますが、少しは効果的な方法になるかもしれません。
謝ることができるようになれば、人として信頼も得られること、謝ることが恥ずかしいことではなく謝らない方がむしろ恥ずかしいということも気づかせてあげることでその人の成長にもなっていくでしょう。

>>関連記事 ありがとうが言える人の育ちとは?少しの意識で大きく変わる秘訣も紹介!

まとめ

謝らない人には、育ちの環境や経験によって徐々に形成されてしまったこともあり、明日から謝れる人になるなんてことは正直難しいかもしれません。

幼少期に必ず誰しも親から「ありがとう」と「ごめんね」は教わっています。

その言葉の重要性は分かっているはずです。

謝れるようになるまで時間がかかる人もいるかもしれませんが、時間を掛けながら変えていくことができる人もいますので少し見守ってあげて下さい。

また、現在子育て中の方も、あなたのお子様が大人になって「謝れない人」とレッテルを貼られないよう、日頃から感謝と謝罪の言葉の大切さを教えて素敵な人に成長させていってくださいね。

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