どんな些細なことでも笑顔で「ありがとう!」と言ってもらえると嬉しくなりますよね?
今回は、ありがとうが言える人の育ちには何か特徴があるのか深堀してみました。
ありがとうが言えるだけで、多くのメリットがありますので、もし育ちの環境が違ったとしてもこれから変わる方法もご紹介します。
子育て中の人にもおすすめの内容となっていますので是非参考にしてみて下さいね!
ありがとうが言える人の育ち・特徴
まず、ありがとうが言える人の育った環境や特徴について解説していきます。
自分の家庭環境と照らし合わせながら見ると何か似た特徴や違いを感じるのではないでしょうか?
家庭内で自然とありがとうと言う習慣がある
やはり「ありがとう」と言える人の人格に大きくするのは家庭環境で、家族に対して自然とありがとうと言う習慣が根付いています。
家族であっても何かしてもらったら「ありがとう」と伝えることが当たり前になっているため、関係性も良好で思いやりある行動をお互いにするのです。
両親の愛情も深く、子供のころからありがとうと繰り返し伝えていたからこそ、本人も自然と言葉にするようになっていったのでしょう。
両親の教育方針による
礼儀を重んじる両親の元で育った方も、ちゃんとありがとうと感謝の言葉を相手に伝えるようになります。
人に対しての礼儀やマナーなどしっかりと伝え、マナーの悪いことは正すことをしていたのでしょう。
ありがとうと言うだけでなく、言葉遣いや姿勢なども丁寧な人になっていくことがあるのです。
苦労や困難が多かった
苦労や困難を乗り越えてきた人は、誰かの助家に対して深く感謝する心が育ちます。
大変な思いをしたからこそ人の暖かい優しさに素直にありがとうと言えるのです。
また、自分が苦労をしたからこそ人に対して優しくしたりボランティア活動などもできる心の広い人になっていったのでしょう。
ポジティブ思考
温かい家庭環境で育つことで自己肯定感も高くなり、いつもポジティブな思考でいられるのも感謝の言葉が自然に出るようになります。
不満や愚痴などネガティブな言葉によって自分の気分だけでなく、周りにも影響することも分かっているからこそプラスになる言葉を意識的または自然に発していることがあります。
ポジティブな言葉や思考に囲まれていると本人はさらに幸福感も感じ、明るく笑顔で過ごす時間が多くなるのです。
コミュニケーション能力が高い
会話の多い家庭環境で育つことでコミュニケーション能力も高まり、人との会話を大切にしていることもあります。
人と話すこと・聞くことが好きだからこそ誰とでもすぐに仲良くなれることもあり、いつもその人の周りには人が集まるような明るい雰囲気が湧き出ているでしょう。
楽しく話すことが好きだからこそポジティブな言葉も多く、相手に不快感も感じさせないというところも特徴になるでしょう。
思いやりがある
人を思いやることができるからこそ感謝の気持ちも自然と出るのでしょう。
相手を尊重し、優しく接することもでき、相手が嬉しくなるような言葉も使うことが多いです。
また、ボランティア活動などにも率先的にすることもでき、感謝されることも多いです。
自分だけのことだけでなく、相手が喜ぶことや助かることも考えられるので周りをよく見ていることも多いでしょう。
謝ることもできる
ありがとうと感謝するだけでなく、素直に自分が悪いと思えば素直に謝ることもできます。
こちらも家庭環境の影響が大きく、「ありがとう」と「ごめんなさい」はセットで大切な言葉として身についているのです。
相手のことを考えらるからこそ少しでも相手にとって不快なことをしたと気づけば、すぐに謝ることができるので人とのトラブルも比較的少ないでしょう。
自立するのが早かった
親元から早く離れて一人暮らしなどによって自立するのが早かった方もありがとうと言える方も多くいます。
それまで親にしてもらったことや愛情を離れることで理解することができたり、自分の力でやっていくことの大変さを知ったからこそ周りにいる人に感謝するようになったのでしょう。
当たり前だと思っていたことは実はそうではないということを痛感したからこそありがとうと素直に伝えられるように変わるのです。
精神的に安定している
心に余裕を持ち感情のコントロールや精神的安定感がある人、金銭的に余裕がある家庭なども感謝の言葉を素直に発することができる人が多いです。
精神的に余裕を持つことで、不満や愚痴、攻撃的な言葉や態度が減り、物事を全体で見て判断することも素早く的確な言葉や態度をすることができます。
だからこそどんなに忙しくても「ありがとう」ということは忘れないのです。
ありがとうが言える人の育ちや特徴を見ると、家庭環境や本人に起こった経験によって感謝の気持ちを大切にするという概念がしっかりと備わっているのです。
また、ありがとうという言葉は何度言っても相手にとっては嬉しいものですし、本人にとっても心地よい空間が生まれます。
だからこそ1日に何度も言っているのではないでしょうか?
ありがとうが言える人になることで影響すること
ありがとうが言えることによって、相手が気分よくなるだけでなく、本人にとってもいい影響があるのです。
恐らく周りにいる人で感謝することが自然にできている人はこんなことがあるのではないでしょうか?
人からの信頼を得る
やはり、素直さや謙虚さをもっているからこそ人からの信頼を得て、自然と人から愛される存在になっているでしょう。
「ありがとう」と言われて嫌な気分になる人はいないと言っても過言ではないでしょう。
お互いに気分が良くなり、関係性も良くなることも多く、人とのトラブルもほとんどないかと思います。
人から協力を得られやすい
素直にありがとうと言えるからこそ周りから協力を得られやすいこともあります。
手を貸したことに対して当たり前感がなく、感謝の思いを伝えてくれるからこそ相手も気分良くなります。
してもらったことに対して感謝が言えるだけでなく、普段から周りへの気遣いもあるからこそ相手も協力してあげたいと感じるのです。
仕事で成功する
普段から感謝の気持ちを持つことで、仕事での成功や職場の人間関係も良くなります。
ちょっとしたことでも「ありがとう」と言えるからこそ周りからのサポートを得やすいだけでなく、人間性を認められ信頼感が厚くなり、仕事を任せられたり、取引先からも好印象を抱かれるでしょう。
どんな時も前向きで明るい姿勢だからこそ、職場内の空気感も明るくなり個人だけでなく、会社全体の業績などにも繋がってくるでしょう。
恋愛がうまくいく
友人関係や職場だけでなく、恋愛においても相手との関係性が良好になりやすいと言えるでしょう。
恋愛関係はまたちょっと違った関係で、自分の素の部分が見えやすくなります。
彼氏・彼女に対して「ありがとう」と自然に言えるからこそお互いに優しくすることができ、ケンカもさほど多くはないでしょう。
前向き思考になる
「ありがとう!」「うれしい!」「助かったよ!」といった言葉を多く発することで前向きな思考になるのです。
逆に不満や愚痴、悪口などネガティブな言葉が多くなれば、精神的不安定さや現れ、どんどんネガティブになっていくのです。
「言霊」という言葉があるように、自分が発する言葉は自分に返ってくる、周りにも影響を及ぼします。
人が言われて嬉しいと思う言葉を多ければ多いほど、自分も周りも明るく笑顔にさせるのです。
ストレスを感じにくい
プラスになる言葉、ポジティブな思考を持つことでストレスを感じにくくなることもあるでしょう。
人に対して良い言葉を掛ける余裕、視野が広くなるなど思考が変わることで、小さなことも気にならなくなるので精神的に楽になるのです。
また、明るくポジティブな人に対して歪んだ性格や考えを持つ人は自然と去ることがあります。
それは自分が何をしても何ともない雰囲気、自分には敵わない相手だと感じるからなのでしょう。
そういった人との交流も減ることでストレスも軽減することにも繋がるのです。
目標の為に努力し続けられる
ありがとうが言えることで前向きな心やストレスの軽減によって精神的安定感から、目標や夢を立てることができ、ゴールに向かって努力し続けられる精神力も備わります。
たとえ大変な思いをしたとしても「大丈夫!自分ならできる!」と気持ちを切り替えることもできるでしょう。
努力の中にも人からのサポートに感謝できるからこそ、しっかりとその目標に向かって頑張れるのです。
ありがとうが言える人になることでプラスになることが多く、自分にとっても相手にとっても良い効果があるでしょう。
人間関係も円満になりやすくなるので、やはり「ありがとう」という言葉の大きさを感じるでしょう。
ありがとうが言える人になるためには?
周りにいるありがとうが言える人とは育った環境が違ったとしても、人は変わることができます。
また、今子育て中で自分のお子さんがそんな人になって欲しいと思うのであれば、こんなことを意識的にしてみるといいでしょう。
はじめは意識的だったとしても、いつの間にかそれが当たり前になり自然にありがとうという言葉に囲まれた生活を送ることができるかもしれません。
些細なことも言葉で表現する
「ありがとう」もそうですが、「嬉しい!」「頼りになるね!」など些細なことでも相手に対して言葉にして伝えることが大切でしょう。
思っていても言葉にしなければ相手に伝わらないことだってあります。
日頃から自分の思いを相手に伝えることでお互いの気持ちや考えを理解することで、信頼関係も深まります。
信頼関係が深くなることで相手に対しての思いやりを持つことができるので、自然と「ありがとう」と伝えられることもできますし相手が嫌だと感じることもしないようになるでしょう。
好きな時間・楽しい時間を過ごす
好きなこと、楽しいと感じる時間を過ごすこともその人の心を変えるでしょう。
楽しい時間を過ごすことで幸福感が高まり、ポジティブな気持ちや人への優しさを持つことができます。
心に余裕を持つこと、視野が広くなることによって言葉の使い方や考え方も変わり、素直に感謝の気持ちを相手に伝えられるようになるでしょう。
笑顔を意識する
普段から口角を上げること、人と話すときは笑顔でいることを意識的にしてみましょう。
笑顔でいることでなんとなく気持ちが明るくなったり、周りからの印象も変わるでしょう。
笑顔でいることによって物の捉え方や感じ方がプラスになりやすく、気分良く過ごすことができるのです。
言葉もそうですが、表情も大きな影響を与えるのでもし少し悩み事があったとしても「大丈夫!なんとかなる!」と笑って過ごせば本当にそうなることだってあるかもしれませんよ!
率先的に人助けをする
もし周りに困っている人がいると感じたら、手を貸してあげましょう。
相手はあなたの行為に対して感謝するでしょう。
「ありがとう」と言われその言葉に嬉しさを感じると、困った時に人から助けられた時に素直に感謝することができるようになるでしょう。
人から感謝されることによって、その言葉の大切さにも気付くので、自然と「ありがとう」と言える人に変われるでしょう。
プレゼントを贈る
人に手助けをするだけでなく、相手を思ってプレゼントを贈ることによって感謝もされます。
プレゼントを選んでいる時に、相手のことを考えて何にしようとお店を巡ったりしますよね?
プレゼントの品物だけでなく、相手がしてくれたこと、自分を想ってくれたことそういった所にも「ありがとう」と伝えることで相手も喜びが増します。
そういった想像力も自然と感謝の気持ちが伝えられるようになるのです。
ポジティブに変換してみる
日頃から何事にもポジティブ変換するようにしてみて下さい。
自分の意見と違うことを言われても「そういう意見もいいですね!参考になります!」やちょっと嫌味なことを言われても「ありがとう!そういうとこ気付くのってさすがだね!」など、疑問に思うことやイラっとすることがあっても何事もポジティブに変えるのです。
ポジティブな言葉を意識的に発することで、自分の精神状態も明るく過ごせるようにもなるのです。
ちょっとした意識をするだけで「ありがとう」「嬉しい」といった言葉も自然に出るようになるのです。
自然からエネルギーをもらう
精神状態がリラックスすることによってポジティブな言葉が出やすいため、大自然の中でゆったりと時間を過ごすこともおすすめです。
深呼吸をし、心落ち着かせることや自然のありがたみも感じることができるので考え方や感じ方も変わることがあるでしょう。
自然だけでなく、動物からも優しさのエネルギーをもらえることができるのであなたが落ち着くことで構いませんのでリラックス・リフレッシュしてみるといいでしょう。
1日の出来事を振り返る
1日の出来事を振り返ってみることも大切です。
その中で、人からされて嬉しかったことや楽しかったことなどを思い返してみて下さい。
いいことを思い出すことによって、心穏やかになり睡眠の質も高くなります。
日記をつけてみるのも効果的で、文字にして改めてその日のことを考えることもできるのでなるべく自分にとって良かったことを書き出してみて下さい。
思い返してみて嬉しかったことがあれば「昨日はありがとう」と言葉を掛けるのもポイントです。
気持ちが穏やかになる空間づくりをする
部屋の空間づくりも大切です。
散らかった部屋にいると気分の浮き沈みが起こりやすいため、掃除をしてキレイな空間や癒される香りなど自分の居心地の良い状態を保ちましょう。
部屋の乱れは心の乱れとも言いますが、まさにその通りだと思います。
自分が過ごす空間を良い状態でいられれば、ポジティブな言葉も出やすくなるでしょう。
本を読む
本を読み様々な知識をつけたり、新しい考え方を知ることもあなた自身を成長させることに繋がります。
また、感謝にまつわる本も多く出版されており「ありがとうの教科書」「感謝の習慣が、いい人生をつくる」「小さな感謝」などの本からありがとうという言葉がどれだけ偉大かを感じることができるでしょう。
本を読むことも精神的に落ち着く効果もあり、さらにいい言葉に溢れた本に出会うことで自然と言葉遣いも優しくなることもあるようです。
目標や夢に向かって努力する
何か目標や夢を立てて、努力してみることもいいでしょう。
その中で自分一人の努力ではなく、周りのサポートがあることによって成功をすることもあるでしょう。
困った時にアドバイスをしてくれる人、夜食を作ってくれた両親など改めてそのありがたみを感じることができるのではないでしょうか?
目標を達成した時にあなたと一緒に喜んでくれる人は大切にしなければいけませんね!
子供のころからありがとうということを当たり前にする
もしこの記事を読んでいるあなたが、子育て真っ最中であればお子さんに対してどんなことでも「ありがとう」と発しましょう。
親の言葉は大きく影響するので「ありがとう」の言葉が溢れていると自然とお子さんも言えるようになります。
よく「ありがとうは?!」と親の意思で言わせようとすることもあるかもしれませんが、どんな時に・どんな気持ちの時に言うのがいいのかは日頃の生活で感じるものです。
「○○してくれたんだね!ママ嬉しい!ありがとう!」とハグをしながら言うことで、相手が喜ぶことも自然とする優しい子に育ってくれますし、人にされたことに対して素直に自分からありがとうと言えるようになります。
また、植物に対してポジティブな言葉とネガティブな言葉を掛け続けると両者の成長が大きく異なる結果が現れる実験を見たことがありませんか?
これは人間も同様で、明るく前向きになる言葉と愚痴や暗い話ばかりするとお子さんの性格が大きく変わるのは予想できるでしょう。
子育てはスムーズにいくものではありませんが、なるべく優しく明るい言葉遣いを心掛けることで、両親も心に余裕が持てますし、お子さんのいい成長につながりますので肯定的な言葉を意識してみて下さいね!
ありがとうが言える人になるのも、少しの意識によって変わるものなのですごく難しいことはないでしょう。
周りだけでなく、あなた自身にもいい影響がありますので、少しずつでもいいのでできることから始めてみて下さいね!
まとめ
ありがとうが言える人の育ちの環境・特徴を見ると、家庭環境が大きく関連してくることはわかりましたが、大人になっても少しの意識の違いによって大きく変わることだってできるのです。
「ありがとう」と言われて嫌な気分になる人もそうそういないでしょう。
いい言葉に囲まれた生活を送ることによって、あなた自身も幸福感を感じること、信頼度UPや仕事での成功への近道にもなりますので是非今日から試してみて下さいね!